- XMのコモディティCFDの特徴
- XMのコモディティCFDの注意点
XMではFXと同一口座でコーン等のコモディティCFDも取引可能です。ここではXMのコモディティCFDについてまとめていきます。
XMのコモディティCFDの特徴
取引できる銘柄
- CORN(トウモロコシ)
- SBEAN(大豆)
- WHEAT(小麦)
- COCOA(ココア)
- COFFE(コーヒー)
- COTTO(綿)
- SUGAR(砂糖)
- HGCOP(銅)
XMでは、通貨だけでなくコモディティCFDも同一口座で取引可能です。
コモディティCFDはFXのように平日24時間トレードできるわけではなく、取引できない時間帯があります。(銘柄によって時間は違うため、公式HPで要確認)
トウモロコシや大豆などの農産物や非鉄である銅などがコモディティに分類されており、いわゆる商品先物取引をFXのように取引できるようにしたのがコモディティCFDです。
また、FXをやる際に適用される口座レバレッジ(888倍)は適用されず、銘柄ごとにレバレッジが定められています。
証拠金計算方法
コモディティCFDの証拠金計算式
- ロット数 × コントラクトサイズ × 市場価格 × 証拠金率
※FXの証拠金計算式(参考)
- ロット数 × コントラクトサイズ × 市場価格 ÷口座レバレッジ
XMの証拠金計算に必要なコントラクトサイズ・証拠金率はXMで決められているものです。
それにロット数と現在の市場価格を当てはめることで必要な証拠金が計算できます。
例:CORN(トウモロコシ)の証拠金計算
条件
- 証拠金率:2%
- コントラクトサイズ:400
- 現在のレート:3.7750ドル
- ロット数:10ロット買う
計算
10×400×3.7750×0.02=302ドル(約30,200円)
上記の条件なら約3,020円で1ロットのポジションを持てます。(約30,200円÷10)
例:HGCOP(銅)の証拠金計算 条件 計算 5×2,000×2.6015×0.02=520.3ドル(約50,230円) 上記の条件なら約10,406円で1ロットのポジションを持てます。(約50,230円÷5)
1ティックの変動金額
シンボル | 1ティック当たりの変動金額 (1ロットあたり) |
CORN (トウモロコシ) | 0.04米ドル |
SBEAN (大豆) | |
WHEAT (小麦) | |
COCOA (ココア) | 1米ドル |
COFFE (コーヒー) | |
COTTO (綿) | |
SUGAR (砂糖) | |
HGCOP (銅) | 0.2米ドル |
※円でいくら変動するのか知りたい場合は、現在のドル円のレートをかけることで計算できます。(単位が米ドルなので)
※1ティックと1pipsは同じ意味合いです。(FXの場合にpipsという単位を使う)
コモディティCFDは全般的にFXに比べて1ロットあたりの変動金額が小さいため、FX同様に稼ごうと思った場合、ロット数をFXの時よりも大きくする必要があります。
コモディティCFDの注意点
取引期限
先物CFD
- 取引期限あり。シンボルの後ろに期限がつく(例:JP225-MAR20)
現物CFD
- 取引期限なし。シンボルの後ろに期限つかない、もしくは、Cashがつく(例:GOLD、JP225Cash)
CFDには取引期限のある先物CFDと取引期限のない現物CFDとがあります。
先物CFDの銘柄は取引期限があるため、その期日までしか取引できません。
XMのコモディティCFDはすべて先物CFDなので取引期限があります。
具体例:CORN-MAR20の場合
このシンボルを日本語で言うと、「トウモロコシの2020年3月限(さんがつぎり)」となります。
「CORN(トウモロコシ)-MAR(3月)20(2020年)」ということです。
※MAR=MARCH(英語で3月)
つまり、「2020年の3月まで取引可能なトウモロコシ」という意味になります。
上記の例で言うと、取引期限がくるとCORN-MAR20(トウモロコシの2020年3月限)は取引不可能になりますが、トウモロコシ自体が取引不可能になるわけではありません。
2020年3月限の期限が近くなると、あらたにCORN-MAY20(トウモロコシの2020年5月限)がトレードできるようになります。
※MAY=May(英語で5月)
CORN-MAR20の期限が近くなってきたら、CORN-MAR20のトレードはやめて、取引期限が先のCORN-MAY20をトレードする。
そうすることで年間通してトウモロコシ自体はトレード可能になります。
コモディティCFDのチャート設定

「ファイル」→「新規チャート」→「CFD Future」からコモディティCFD銘柄のチャートを開くことができます。
XMのコモディティCFDの特徴と注意点のまとめ
XMで取引できるコモディティCFD銘柄
- CORN(トウモロコシ)
- SBEAN(大豆)
- WHEAT(小麦)
- COCOA(ココア)
- COFFE(コーヒー)
- COTTO(綿)
- SUGAR(砂糖)
- HGCOP(銅)
XMでは、通貨だけでなくコモディティCFDも同一口座で取引可能です。
いわゆる商品先物取引を取引所で取引するよりも少ないお金で取引できるようにしたのがコモディティCFDになります。
コモディティCFDは、基本的な取引方法はFXと変わりませんが、取引時間や取引期限、コントラクトサイズの小ささなどFXとは細かな違いがあります。
コモディティCFDは全般的にFXよりも1ロットの変動金額が小さいため、ロット数をFXよりも大きくする必要があることは覚えておきましょう。