トレード論

トレード手法は自分で作った方がいい理由

トレード手法は自分で作った方がいい理由

ネットには色々なトレード手法が落ちている。

どれも勝てそうに見えるし、真似して使ってみたら自分も勝てるような気がする。

ですが、大半の人にとってそれは気がするだけで勝ち続けることはできません。

なぜって、真似したトレード手法っていうのは、自分で作ってないので100%の信頼をおけないから

例えば、他人のトレード手法で5連敗した場合、「この手法を続けていれば儲かるはず」って自信をもって言えるかって話。

たいていの人は、不安になって使い続けることはできないと思う。

ということで、ここでは「トレード手法は自分で作った方がいい理由」についてまとめておきます。

人のトレード手法を真似して儲かるか?

ネット上には様々なトレード手法が落ちている。

どのトレード手法もすごく勝ってそうに書いてあるので、自分もその人の手法を真似すれば同じように勝てるのではないか

なんて思っていた時期が私にもありました。

人の手法を真似して勝ち続けてますってい人もいるだろうけど、大半は勝てずにまた勝てそうな人の手法を探すみたいなことをしているのではないだろうか。

人の手法を真似しても継続して勝てない理由は、その手法にどれくらいの優位性があって、どれくらい勝てる手法なのかってのが肌感覚でわからないからです。

例えば、どれくらいの連敗が想定されているのか、勝率がどのくらいで、月に何pips程度とれるのか。

このようなことは検証しないとわからないことであり、これらの情報が不明のまま人の手法を真似しても多少の連敗で勝てるのか不安になって使い続けることができない。

→ トレード手法はころころ変えない

FXで継続的に勝つっていう状態は、優位性のあるトレード手法どおりに勝ったり負けたりしながら利益が残っている状態にすること。

にもかかわらず、数トレードごとに手法に疑問を持つような状態では、安定して稼ぐのは無理。

ネットに落ちているトレード手法で勝てるものもあるとは思う。

ただ、それを自分の手法として使い続けていけるかは別問題。

そして、ちょっと負けたから違ういい手法がないかって探すような行為に走ると泥沼です。

あなたがすべきは、儲かりそうなトレード手法を探すことではなく、自分の頭と手を使ってトレード手法を作ることなのです。

トレード手法は自分で作った方がいい

自分でトレード手法を作る効用は、実戦でメンタル的にブレがなくなることです。

トレード手法をつくるにあたって、必ず検証は経るはずなので、その手法を運用すればどれくらいの利益が見込めるかがあらかじめわかっている状態になる。

もちろん、検証結果より上振れすることも下振れすることも相場によってはあります。

でも、数トレードごとに「この手法で儲かるのかなあ・・」みたいな不安はなくなります。

FXで勝つためにはメンタルの安定はけっこう大事なので、事前につぶせる不安要素はつぶしておいたほうが良い。

そのつぶすための作業が、「自分でトレード手法を作って検証する」という行為になる。

とはいえ、トレード手法作成って、どういう風にやればいいかわからない。

そんな人はとりあえず、チャートを眺めてどこでトレードしたら儲かりそうかを考えてみてください。

全ての動きを取る必要はありません。

似たような動きをするところを見つけることが大事です。

そんな感じで、何のインジケータも表示してないローソク足を眺めて自分の頭で考えることがトレード手法を自分で作る第一歩です。

自分の頭で考えて、自分の手を使って検証する。

それらを経てできた自分のトレード手法と言うのは、どんなトレード手法より至高です。

自分の頭と手を使っているから、肌感覚でその手法の取れる時、取れない時が身についているはず。

トレード手法を自分で作ること。

一見、ハードルは高そうですが、そんなことはありません。

現状勝てていない方は、是非とも自分の頭で0からトレード手法を考えてみて欲しいです。