副業が推奨されるような世の中に変わりつつある昨今。
FXは副業としてどうなのかという話。
結論から言えば、興味があるなら少額からやってみればいい。
FXは勝てばお金は増えますが、負ければお金が減ります。
つまり、技術が伴わないとFXをやっても安定的な収入にはならないってこと。
このお金が減る可能性があるっていうのが、労働と違った大きな特徴なので、そこを許容できない方は、そもそもFXには手を出さないほうがよい。
ということで、ここでは「副業としてのFX」についてまとめていきます。
副業にFXをするメリット
副業としてFXをするメリットを上げるなら下記のようなことが上げられます。
- 時間に縛られることがない
- 為替市場が盛り上がるのが日本時間の夜
- 会社の給料よりも稼げる可能性がある
時間に縛られることがない
副業で他にアルバイトをやろうと思った場合、当然アルバイトの時間は拘束されることになります。
一方、FXの場合は平日24時間取引可能なので、技術さえあれば時間に縛られることがなくなります。
為替市場に値動きがなければ、動き出すまでゴロゴロしていてもいいし、その日はお休みにしてもよし。
値動きがあって多少稼げたなら、その日は終わりにしてもいいし、さらに利益を狙っていてもいい。
副業の始まり終わりの時間を自由に決められることが、FXを副業にする魅力とも言えます。
先立つものは技術ですが、身に着けることができればFXは副業として最高と言えます。
為替市場の値動きが大きい時間帯が日本時間の夜
値動きこそがFXで稼ぐための源泉です。
値動きがなかったらどんなトレード手法も大体うまくいかないし。
で、この値動きが1日のうちで一番出るのが、日本時間の21時~24時くらいの間。
これは、アメリカの株式市場が開く時間にあたります。
多くのサラリーマンの方にとっては、仕事から解放され、家にいることが多い時間帯だと思われます。(疲労はあると思いますが)
そのため、サラリーマンの生活リズムの観点からみると副業にFXは向いていると言えます。
給料より稼げる可能性がある
FXで安定して稼げる技術が身についた場合、運用資金が増えればサラリーマンとしてもらう給料よりも稼げる可能性があります。
一朝一夕にはいきませんが、FXを続けることで技術が伴い、結果として本業のサラリーマンとしての給料よりも副業のFXの収入が多くなるというのは十分ありうることです。
副業で収入が多ければ、本業でも精神的に余裕がでますし、セミリタイアも見えてくる。
そのような可能性があることが、副業としてFXをすることの魅力でもあります。
副業にFXするデメリット
副業としてFXをするデメリットを上げるなら下記のようなことが上げられます。
- 技術が伴わないと安定収入とならない
- 本業に支障をきたす可能性あり
技術が伴わないと安定収入とならない
FXは技術が身につくまでは、安定的に稼ぐことができないのが難点です。
というか、資金が減る可能性の方が高い。
副業でお金を稼ぐために始めたのに、気がついたらお金が減ってるということが大いにあり得るのがFX。
そのため、「毎月3万円ほど絶対に副業で稼がなきゃいけない」というような差し迫った状況の場合には、時間拘束で確実にお金がもらえるアルバイトをした方がよいと言える。
ちなみに、お金が減るってことのダメージを軽く見積もらないほうがいいです。
FXでお金が減って、イライラしたり、落ち込んだりすることで人間関係に支障がでたり、「減った分、他で稼がなきゃ」ってなるならFXなんかやらない方がいいわけですから。
本業に支障をきたす可能性あり
時間に縛られないのがFXのメリットなのですが、FX自体は平日24時間いつでもできます。
そのため、日々お金を稼ごうとPCモニターに張り付いているとダラダラと深夜まで起きていることになりがち。
サラリーマンの方は朝になれば会社に行かねばなりませんから、メリハリをもってFXと向き合えないと体調面や本業に支障をきたす可能性があるわけ。
その辺の自己管理ができないのであれば、副業としてFXには手を出さないほうがいいかもしれません。
副業にFXはオススメか?
FXは始めてすぐ安定して稼げるという種類のものではないので、現状でお金に困っている人に向く副業ではない。
だって、仕事が一人前にできるようになるのに時間がかかるのと一緒で、FXも安定して稼げるようになるためにはある程度の時間がかかるから。
逆に、現状会社の給料だけでも十分だけど、将来的にさらなる副収入をっていう人ならFXは副業として向く可能性がある。
とはいえ、安定的に勝てるようになるまでは大変。
なので、それなりの覚悟がある人じゃないとオススメはできません。
勝とうと努力しても、努力の方向性を間違えると一生稼げないこともあるのがFX。
そういうことをすべて理解したうえで、興味があるなら試しに少額から手を出してみればいいと思います。