トレード後に絶対につけるべきトレード記録。
失敗から気付きを得るためみたいな言われ方をすることもあるけど、個人的にはルールが守れたかの確認のためにつけるべきだと思っている。
ルールどおりトレードしたなら負けても100点満点。
ルール破ってトレードをしていたら勝っても0点。
それが、トレード記録をつける要諦だと私は思っている。
ということで、ここでは「トレード記録」についてまとめておきます。
トレード記録をつける目的
トレード記録をつける理由。
それはトレードルールをきちんと守ってトレードできたかを確認したいから。
トレードで稼ぐために必要な要素は、「トータルプラスになるトレードルール」と「そのルールのみの運用」。
これは、逆に言うなら、『ルール外のトレードはしないこと』とも言える。
ルール外のトレードをやっていたら、トータルプラスの手法が活きないので、その結果が勝っても負けてもトレードの内容的には0点。
そのため、トレードルールを守るってことはなにより大事であり、そこを客観的に可視化するためにトレード記録はつけるものと言えるわけです。
ちなみに、ルールどおりにトレードして負けたとしても反省も改善も必要ありません。
そのトレード手法に優位性があるかぎり、負けトレードもトータルプラスという結果を出すために必要なものです。
そのため、ルールどおりにトレードした負けなら全く気にしなくてよい。
状況状況でいい結果になるように裁量を入れて改善しだすと、トレードルール自体が破綻する可能性が高いし、ルール自体も守れなくなっていく。
「改善」って言いことのように聞こえますが、負けトレードの度に改善しなきゃいけないトレード手法なんていうのはトレード手法とは呼べません。
事前の準備が足りてないから、1トレードごとにああしたらよかった、こうしたらよかったってことになる。
なので、そういうタイプの人は優位性のあるトレード手法を固める方が先だと思います。
結局のところ、FXで安定して稼ぎたいのであれば、トータルでプラスになるトレード手法だけを繰り返して、確率を味方につける必要がある。
確率を味方につけれているかを確認するために、「ルールどおり利確できたか」、「ルールどおり損切りできたか」、「ルール外のトレードはしなかったか」、それを後から客観的に振り返ることが重要になるってことです。
トレード記録に記録する項目
トレード記録で記録したい項目は以下のようなもの。
絶対に記録したいもの
- ルールを守れたかどうか
- エントリーのレート
- イグジットのレート
どちらでもいいもの
- 約定日時
- ロット数
- 損益
- コメント
上記の項目をその日のチャートをスクショして記入して保存という方法を私は取っている。
後から見返すときに楽だから。
その時に気づいたことなどを記録してもよいですが、あまり記録項目を増やしてしまうとトレード記録をつけるのがおっくうになる。
なので、アレンジするにしてもほどほどがよいかと。
おわりに
トレード記録は、事前に準備したトレードルールをきちんと守れたかを確認するためにつける必要がある。
逆を言うと、ルール外の余計なトレードをしなかったかっていうこと。
トレード記録をつけるってことを習慣にしようとすると、トレードする際に余計なトレードはできないって抑止力になったりもする。
最初はルールを守れなかった自分をあぶりだすために、その後はルールを守れてる自分を褒めるためにトレード記録は必ずつけとけって話です。