包み足(つつみあし)は、前のローソク足を包むようなローソク足のこと。
それまでの流れと反対に強い売買があったことがわかり、レジスタンスやサポートが近いところで現れる。
特徴的なローソク足であり、トレード参加者が気にする場合が多いので、けっこう大事なローソク足です。
包み足がなんで強いローソク足かっていうと、下記のイメージを持てばよいと思う。

本来のローソク足の現れ方が①だとしたら、複数本のローソク足が1つのローソク足に集約されてできているのが②の包み足。
※赤が陰線、青が陽線、黄色がサポート帯とする
なので、そこで一気に大量の買いが入ったこと見て取れるため、勢いの強いローソク足だと言えるわけ。
下げの場合は、逆になるだけ。
包み足が強い足である理由はこんな感じ。
で、実際のチャートを見てみる。

①で大きな陰線の包み足。抵抗帯が強いことがわかるので、1度戻ってきた青〇あたりで売りを狙うとよい。
②で陽線の包み足。ダブルボトムにもなっているので、これも戻ってきた青〇あたりで買いを狙うとよい。
包み足の見方と使い方はこんな感じ。
ただ、包み足が出る場所っていうのは大事で、他の要素からレジスタンスやサポートがあることがわかることが前提。
包み足が出たって理由でとりあえずエントリーしても儲かるわけではない。特に短い足なんかだど。
この辺は、ご自身でチャートとにらめっこして考えてみてください。
包み足については、以上になります。