相場が動く理由と分析方法についての解説

トレードというのは、相場の値動きをとっていくお仕事です。

では、そもそも相場はどうして動くのか。

相場の値動きを予測するにはなにを分析すればいいのか。

そのへんについて、まとめていきます。

相場の価格が変動する大原則

当たり前のことですが、為替相場の値動きというのは「価格」の変動です。

そして、「価格」はその通貨を「買いたい」「売りたい」といった需要と供給のバランスで動いています。

考え方としては、物価と変わりません。通貨をりんごに言い換えても一緒です。

ある通貨を買いたい人が売りたい人より増えれば価格は上がり、売りたい人が買いたい人より増えれば価格は下がっていくということになります。

買いたい人>売りたい人 → 上昇

買いたい人<売りたい人 → 下落

相場の上げ下げ、つまり買いたい人と売りたい人のどっちが多いのかを判断するのがトレードするのに大事なわけですが、どのように分析するかで派閥があります。

ファンダメンタルズ分析派とテクニカル分析派です。

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析とは、各国から発表される経済指標などを用い、その国の経済、財務状況などを分析することによって、これからの値動きを予測していこうとする手法のことを言います。

具体的に言うと、国が金利を動かしたり、戦争をしたりすると、為替相場はすぐに反応します。

北朝鮮がミサイルを発射すると相場が動くのも同じです。

絶対ではありませんが傾向として、世界情勢や経済状況によって買われやすい通貨・売られやすい通貨というものがあります。

リスクオン時に買われやすい通貨

リスクオンとは、リスクが高い資産への投資が増えることを言います。

市場が安定している時や経済の好転が予想される時に積極的な投資する人が増える状態です。

リスクオン時は、高金利通貨や新興国通貨などが買われやすくなる傾向があります。

具体的に言うと、EUR(ユーロ)、GBP(ポンド)、AUD(オーストラリアドル)、NZD(ニュージーランドドル)、CAD(カナダドル)などです。

この時、リスクオフ時に買われやすい通貨は売られやすくなります。

リスクオフ時に買われやすい通貨

リスクオフとは、リスクが低い資産への投資が増えることを言います。

市場の不安定の時や経済の悪化が予想される時に消極的な投資する人が増える状態です。

リスクオフ時には、リスクを避けるために安全通貨が買われやすくなる傾向があります。

具体的に言うと、USD(ドル)、JPY(円)、CHF(スイスフラン)などです。

この時、リスクオン時に買われやすい通貨は売られやすくなります。

リスクオン・リスクオフのまとめ

上記の説明を簡易な表にまとめると以下のようになります。

買われやすい通貨売られやすい通貨
リスクオン時EUR、GBP、AUD、NZD、CADUSD、JPY、CHF
リスクオフ時USD、JPY、CHFEUR、GBP、AUD、NZD、CAD

テクニカル分析

テクニカル分析とはチャートなどを用い、過去の値動きや推移、時系列などを分析することによって、これからの値動きを予測していこうとする手法のことを言います。

もっと簡単に言うと、過去の相場の値動きから「一定の法則」であったり、「値動きの癖」を見つけて、これからの相場の値動きを予測していこうという分析方法です。

例えば、移動平均線まで押したら反発する可能性が高いとかそういうやつです。

テクニカルな指標は簡単な計算なものから、とても複雑な計算で出されるものまで様々あります。

具体的には、移動平均線、ボリンジャーバンド、RSI、MACD、etc・・

テクニカル指標というのは必勝ツールとかではなく、過去の値動きから一定の法則を見つけ出すためのツールなので、各々の好みに合ったものを使用するのがベストです。

これが儲かるみたいに紹介されたものを真似したとしても、自分の性格に合わなかった場合、確実にどこかでやられるでしょう。

どちらの分析方法を利用すべきか

テクニカル分析がいいか、ファンダメンタルズ分析がいいかの答えは、人によりますとしか言いようがありません。

長期でポジションを持っていくつもりならファンダメンタルを重視するのもありでしょうし、短期でコツコツとっていきたいならテクニカルに精通すべきでしょう。

私の周りに多いのはテクニカルを重視しつつ、ファンダメンタルズも多少気にしておくみたいなタイプです。

初心者ならテクニカル分析での短期トレードを推奨します

相場は、買いたい人が多ければ上昇し、売りたい人が多ければ下落します。

相場の分析方法は、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析があります。

FXはレバレッジが効き、24時間トレードができ、チャートがきれいでテクニカルが効きやすいという特徴があるため、短期トレードを極める方向でいった方が個人的にはいいと思います。

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