海外FXとは、海外FX業者を利用してFXをすること。
FX自体は、日本のFX業者でもできますが、すでにFXで稼げている人以外は海外FX業者を利用した方がいいと私は思います。
その理由は何かと言えば、日本のFX業者を利用するメリットは税金関係だけだと言えるから。
同じFXをしていても、日本のFX業者を利用した場合はどれだけ稼いでも20%の申告分離課税。
一方で、海外のFX業者を利用すると、総合課税で最高55%まで税金がとられます。
税制 | 日本のFX業者 | 海外FX業者 |
税率 | 分離課税 (常に20.315%) | 総合課税 (累進課税で最大55%) |
ただ、ここで考えたいのは、これはFXで利益を上げた後の話ということ。
FXは始めてすぐに安定的に稼げるというものではありません。
FXで安定的に稼ぐためには、通常それなりの知識や経験を得る期間というのが必要であり、その安定的に稼げない時期に日本のFX業者を利用するメリットというのはほとんどないわけです。(※利益がないのに税金の心配をしてもしょうがない)
日本のFX業者を利用するメリットがないのはわかった。
でも、なぜ海外のFX業者の方がいいのか。
その理由は、海外のFX業者には、日本のFX業者にはない以下のような特徴があるからです。
- ハイレバレッジ
- ゼロカット
- ボーナスキャンペーン
上記ついてはそれぞれ後述していますが、これらの要素から安定的に勝てない期間は海外FX業者を利用した方がいいと私は考えます。
海外FXの特徴1:ハイレバレッジ
海外FXの特徴であるハイレバレッジ。
これは、トレードする際の必要証拠金(拘束資金が)少なくて済むということを意味します。
※FXでトレードするためには、トレード毎に担保として一定の金額が口座残高から拘束されます。
トレードに必要な資金が少なくて済むということは、元手となる資金が少なくても普通にトレードができるということになる。
要は、少額入金でもまともにトレードできて、経験を積めるのが海外FX業者なわけです。
日本のFX業者は、金融庁の規制があるため、どのFX業者を利用しても最大レバレッジは25倍です。
一方、FX業者は、所在が海外なので金融庁の規制は受けず、最大レバレッジは400~1000倍といった感じに設定されていることが多い。
この海外FX業者の最大レバレッジがの設定が大きいことを指して、海外FXは(日本のFX業者に比べて)ハイレバレッジと言われます。
倍率を見ればわかると思いますが、500倍の海外FX業者でトレードするための必要証拠金は、25倍の日本のFX業者の20分の1になるっていうことがわかります。
例えば、ドル円が110円の時に1万通貨の取引をする場合にトレードに必要な証拠金は以下のようになる。
日本のFX業者(25倍)
→ 110円×10,000通貨÷25倍=44,000円
海外FX業者(500倍)
→ 110円×10,000通貨÷500倍=2,200円
上記を見れば、海外FX業者を利用した方がトレードの際に拘束される資金が海外FX業者の方が圧倒的に少ないのがわかります。
トレードの際に拘束される資金が少ないということは、口座への入金額も少なくて済むことを意味します。
日本のFX業者でトレードするなら、ロスカット基準等を考慮すると最低6万円くらいは入金しないとまともにトレードできません。
ですが、海外FX業者なら10,000円くらいの入金でもまともにトレードできる環境が整っていると言えるわけです。
ハイレバレッジの効用
トレードの際に拘束される資金(必要証拠金)が少なくなるため、元手となる資金が少ない場合でも普通にトレードができる。そのため、口座に入金できる資金が少なくてもなんとかなる。
ハイレバレッジが危険かどうかは自分次第
この海外FX業者のハイレバレッジが危険だと言われることがあります。
これは、日本のFX業者と比べて大きなポジションを保有できてしまうのが理由です。
例えば、ドル円110円の時に10万円を入金した場合を比較します。
日本のFX業者(25倍)
→ 10万円÷44,000円=2.272・・
→ 最大で2万通貨のポジションが保有できる
海外FX業者(500倍)
→ 10万円÷2,200円=45.454・・
→ 最大で45万通貨のポジションが保有できる
入金額を先ほど計算した必要証拠金で割ると保有できるポジション量がわかります。
ドル円2万通貨の1pipsの変動金額は200円なので、口座に10万円あるなら早々すべてを吹っ飛ばすという事態にはなりません。
一方、ドル円45万通貨の1pipsの変動金額は4,500円なので、22pipsくらいの逆行で口座の10万円が吹っ飛びます。
日本のFX業者に比べて、海外FX業者はポジションを大きく持てる。
これが、ハイレバレッジは危険だという人の主張ですが、私は違うと思います。
なぜなら、ハイレバレッジは大きなポジションが保有できるだけで、保有しなければならないわけではないからです。
自分がどれくらいの取引ロットでトレードするかというのは、1トレードあたりどれくらいのリスクを取るかを考慮したうえで自分で決めるもの。
どれくらいのリスクを取って、どれくらいのリターンを狙うかはトレーダー次第なわけです。
大きなポジションを保有して一攫千金を狙うのか、リスク管理をしつつコツコツトレードするかは人それぞれ。
保有ポジションを大きくするか小さくするかはトレーダーが決める話で、最大レバレッジが大きいことが直接的な要因ではないことから、「ハイレバレッジ=危険」という考え方は私は違うと思うということです。
ハイレバレッジの危険性
日本のFX業者と比べて海外FX業者は大きなポジションを保有できてしまう。ただし、保有できてしまうだけで、保有しなければならないわけではない。よって「最大レバレッジが大きい=危険」という考え方は間違っている。
海外FXの特徴2:ゼロカット
ゼロカットとは、「口座残高がマイナスになった場合、そのマイナス分は業者が負担する」というルールのこと。
つまり、海外FX業者には日本のFX業者のように追証はなく、顧客の最大損失は入金額が上限となる。
要は、FXをやって運悪く借金を負うような可能性が0になるっていうのがゼロカットのメリットです。
追証(おいしょう)
「口座残高がマイナスになった場合、そのマイナス分は顧客が負担する」というルール。口座残高がマイナスになったら、そのマイナス分は顧客が追加入金しないといけない。
そもそもですが、口座残高がマイナスになるという状況は滅多にはありません。
日本のFX業者も海外FX業者も強制ロスカットというシステムがあり、口座残高から見て一定比率の含み損を抱えるとFX業者が強制的にロスカット(損切り)します。
なので、強制ロスカットが発動して、口座残高が激減することはあっても口座残高がマイナスになるってことは稀なわけ。
ただ、○○ショックと呼ばれるような急激な相場変動が起きた時などに強制ロスカットがうまく作動しないってことがありえます。
簡単に言うと、ロスカット注文が指定した価格で執行されず、すごく遠いの価格で強制ロスカットされてしまったみたいな感じです。
※マーケットに出された注文がどちらかに極端に偏るとそういう状況になります。みんな買いたいけど売りたい人がいないので一気に遠くまでレートが飛んでいくみたいな話です。
こういうことが起きた場合に、口座残高がマイナスになり、それの金額が大きいと問題が起きることになります。
口座残高がマイナスになった場合、日本のFX業者を使っているか、海外のFX業者を使っているかで明暗が分かれます。
前述のとおり、日本のFX業者の場合は、マイナス分は顧客負担。(追証)
そのため、すぐに入金できないような大きな金額になると、FXで借金を負うという状況になります。
実際、2015年に起きたスイスフランショックの際には、日本のFX業者で1137件の追証が発生し、一人平均170万円の追証請求が来たという記録が残ってます。(追証の総額:19億4800万円)
一方、海外FX業者の場合は、マイナス分は業者負担。(ゼロカット)
なので、業者によって口座残高がそのうち0に修正されておしまいです。
以上のことから、滅多にはないけれど、いざという時に安全なのは海外FX業者だということが言え、そこは海外FXのメリットと言えるわけです。
口座残高がマイナスになった場合の対応の比較
海外FX業者
ゼロカットシステムがあるので、マイナス分はFX業者が補填する
顧客の最大損失は入金額に限定される
日本のFX業者
追証(おいしょう)というシステムにより、マイナス分は顧客が補填する
追証の金額が大きいとFXで借金を負う可能性あり
追証は逃げられない(参考)
日本の全てのFX業者にある追証(おいしょう)というルール。
口座残高がマイナスになったら、そのマイナス分は顧客が補填するという決まりですが、これは一度発生すると、基本的に逃げれません。
FX業者から着た追証の連絡をシカトしていると、FX業者が裁判所に請求し、裁判所命令での銀行口座の凍結や資産の差し押さえが執行されます。
また、そんな規定があることを知らなかったと言っても、口座開設時によく読まずに同意した規定にきっちり追証について書かれているので負けます。
そして、FXで作った借金というのは免責されにくく、自己破産もしにくいです。
そんな感じで、運悪く激しい相場変動に巻き込まれて多額の追証(おいしょう)が発生してしまったら、何年かかろうと支払うしか道はありません。
唯一、追証を避ける方法は、日本のFX業者を使わず、海外FX業者を利用するという方法になります。
海外FXの特徴3:ボーナスキャンペーン
日本のFX業者のボーナスキャンペーンというと取引量に応じたキャッシュバックというのが多い印象ですが、海外FX業者は口座開設や入金でもボーナスキャンペーンがあります。
海外FX業者のボーナスっていうのは、当該海外FX業者だけで使用できる仮のお金みたいなもの。
ボーナス自体は仮のお金なので出金できませんが、トレードの元手となる証拠金として利用でき、それを利用て得た利益は出金できるというのが基本的な仕様になる。
海外FX業者で多いのは入金ボーナス。
これは入金額に応じて、100%とか30%とかのボーナスがもらえるってやつ。
10万円入金して100%ボーナスなら10万円分のボーナスがもらえ、入金額と合わせて20万円を原資としてトレードができる。(現金10万円+ボーナス10万円)
ボーナスなしの10万円の元手でトレードするより、ボーナスありの20万円の元手でトレードした方が取引ロットが大きくできるため利益も大きくなる。
だから、ボーナスってメリットがあるよねっていう話になります。
入金ボーナス以外にも口座開設するともらえる口座開設ボーナス。
その他、取引量に応じて現金やポイントがもらえるキャッシュバック的なものがあります。
なお、全ての海外FX業者がボーナスキャンペーンを提供しているわけではなく、どのようなボーナスキャンペーンを提供しているかは海外FX業者によります。
※個人的なオススメは、口座開設ボーナス・入金ボーナス・キャッシュバックと揃っており、ボーナスだけでもトレードできるXMTradingという業者です。
ボーナスだけでトレードできる業者を選んだ方がよい
ボーナスの仕様は海外FX業者によって、以下の2パターンに分かれます。
- 現金残高を前提として、現金残高がなくなったらボーナスも消滅する
- 現金残高を前提とせず、現金残高がなくなってもボーナスが消滅せず、ボーナスだけでトレードできる
どちらがおいしいかと言えば、言うまでもなくボーナスだけでトレードできる後者。
現金残高がなくなっても、ボーナスでトレードして現金を再び増やしていくことも可能。
また、ボーナスだけでトレードできる業者は、強制ロスカットの基準となるロスカット水準の計算も「現金残高+ボーナス」で計算されることが多いです。
これは、強制ロスカットにかかるレートがボーナス分だけ遠くなるということ意味します。
一方、ボーナスだけではトレードできない業者は、ボーナスがあっても「現金残高のみ」でロスカット水準を計算することが多いので、ボーナスの効用がボーナスだけでトレードできる業者よりも少ないです。
なので、ボーナス重視で海外FX業者を選ぶなら、ボーナスだけでトレードできる海外FX業者を選んだ方がいいと私は思います。
ボーナスキャンペーンの効用
トレードする元手がボーナス分多くなるので、ボーナスがない場合に比べて取引ロットを大きくでき、結果として利益が大きくなる。
ボーナスの仕様等
- ボーナス自体は出金できず、ボーナスで稼いだ利益は出金できる
- ボーナスキャンペーンの内容は海外FX業者によって異なる
- ボーナスだけでトレードできる業者を選んだ方がよい
日本のFX業者の方がよいところ
海外FX業者を使うべき理由をまとめてきましたが、日本のFX業者の方がよい点はもちろんあります。
日本のFX業者の良い点は下記のようなところ。
- FXで儲かった時の税率が低い
- スプレッドが狭い
- 企業の安全性が高い
この中でも儲かった時に税金が抑えられるというメリットが最も大きいため、ある程度トレード資金があり、FXで稼げる力がある人にはメリットがあると私は思います。
以下、日本のFX業者の方が良い点についてまとめていきます。
FXで儲かった時の税率が低い
税制 | 国内FX業者 | 海外FX業者 |
税率 | 分離課税 (常に20.315%) | 総合課税 (累進課税で最大55%) |
繰越控除 | 〇 | × |
損益通算 | 〇 | × |
前年にFXで儲かった場合、翌年の2月中旬ごろの確定申告で所得税を支払う必要があります。
この納税金額を算出するための税率は、日本のFX業者を利用していたか、海外FX業者を利用していたかで異なります。
上記表を見てのとおり、海外FX業者で稼いだ場合、日本のFX業者で稼いだ場合と比べて税率が高くなっています。
日本のFX業者を利用した場合の税金は、申告分離課税のため、いくら稼いでも一律20.315%です。
※所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%(2021年現在)
一方、海外FX業者を利用した場合の税金は、総合課税のため、他の所得と合算されての累進課税(15~55%)となります。
これは、サラリーマンの方なら、給料としてもらっている所得に海外FXで稼いだ分の利益を合算した所得金額の税率で計算した税金を納める必要があるということ。
そのため、ある程度所得がある方で安定してトレードで稼げる方は、国内FX業者を利用した方が支払う税金額を抑えられます。
なお、海外FX業者を利用した場合、日本のFX業者なら使える繰越控除・損益通算といった制度も利用できません。
なので、FXで稼ぐ金額が大きくなり、安定して勝てるようになってきたら、日本のFX業者の利用を検討した方がいいと私は思います。
繰越控除とは、年間損益がマイナスになってしまった場合でも確定申告をしておくと、その後3年間に利益が出た場合、過去分の損失と利益を相殺することができるという仕組み。(過去のマイナス分で当年の税金を減らせるということ)
損益通算とは、FX以外の他の金融商品(CFDやバイナリーオプション、商品先物、日経225先物等)との損益を合算でき、税金を抑えることができる仕組み。(FXがプラスでも他がマイナスなら税金を減らせるということ)
日本のFX業者で稼いだ場合の税率
FXで稼いだ額×20.315%
所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%
いくら稼いでも20.315%
海外FX業者で稼いだ場合の税率
FXで稼いだ額+給与所得などを合算して決まった税率(最大55%)
たくさん稼ぐとその分税金も大きくなる
スプレッドが狭い
<国内FX業者と海外FX業者とのスプレッドの比較表>
通貨ペア | DMM FX | AXIORY |
USD/JPY | 0.2pips | 1.3pips |
EUR/JPY | 0.5pips | 1.4pips |
GBP/JPY | 1.0pips | 1.4pips |
AUD/JPY | 0.7pips | 1.6pips |
EUR/USD | 0.4pips | 1.2pips |
GBP/USD | 1.0pips | 1.3pips |
スプレッドとは、買値と売値の差のことで取引手数料にあたるもの。
CMなどで取引手数料0円とか謳ってたりしますが、このスプレッドが実質的にFXの取引手数料になります。
上記は、日本のFX業者であるDMMFXと海外FX業者であるAXIORYとのスプレッドの比較表。
見てのとおり、海外FX業者に比べて日本のFX業者はスプレッドが狭いです。
これは海外FX業者を使うよりも日本のFX業者を利用する方が取引コストが安く済むということを意味します。
ただし、日本のFX業者のスプレッドが狭いのはノミ業者だからであると言われます。
FXにおけるノミ業者とは、顧客の注文を外部に流さず自社で受けるという業者です。
FX業者が抱えているお客さんの注文を合わせると買いか売りかどちらかが出っ張ります。
例えば、100人の客がいて60人が買い注文、40人が売り注文を出したら20人分の買い注文が浮くっていうイメージです。(厳密には注文量の合計なので人数ではない)
この時、20人分の買い注文を約定させるための売り注文を外部から探すのではではなく、注文を受けたFX業者が売るというのがノミ業者です。
これの問題点は、顧客が儲かった時にはFX業者が損をし、顧客が損をした時にはFX業者が儲かるという利益相反の構造になるところです。
※顧客が買いポジの時はFX業者は売りポジになり、顧客が売りポジの時はFX業者は買いポジになるため。
つまり、FX業者が業績を上げたければ顧客に損をしてもらえばいいという話になるわけです。
現在はあまり聞かなくはなりましたが、過去に日本のFX業者では下記のような行為が問題になっていました。
- ストップ狩り
- レートずらし
- 約定拒否
- 故意のシステムダウン
- 故意のスリッページ
これは、どれも顧客に損をさせることでFX業者が収益をあげるために行われていた行為です。
現在はあからさまなものはなくなりましたが、全てがなくなったわけではないと思います。
このような背景が、日本のFX業者はスプレッドが狭い理由になります。
とは言え、背景がどうあれ日本のFX業者の方が取引コストが安いというのは事実であり、メリットです。
なので、取引コストを抑えたいという意識が強い方は、日本のFX業者を利用した方が不満が少ないと思います。
色々と理由はあるが、取引コストが安いのは日本のFX業者
過去にあったあからさまなストップ狩り(参考)

FX業者によるストップ狩りとは、FX業者が恣意的に自社の配信レートを動かし、顧客のストップロス注文を約定させてしまうこと。
日本のFX業者の中にはストップ狩りをやりすぎて、金融庁から名指しで自制を促された業者も過去にはありました。
運営企業の安全性が高い
現在の日本のFX業者というのは、金融庁にしっかり管理されていることもあり、どのFX業者を選んでも資金が持ち逃げされたり、出金できなくなったりということはありません。
一方、海外FX業者の中には、最初から持ち逃げ目的だったりする業者が稀に紛れています。
いくらFXで稼いでも出金できなかったりしたら、時間もお金も無駄になります。
もちろん、安全性が高めの海外FX業者もありますが、日本のFX業者の方が平均的に質がいいってことです。
これは、間違いなく日本のFX業者を利用するメリットと言えます。
ちなみに、顧客が入金した資金をFX業者がどう管理するかの方法として、信託保全と分別管理というものがあります。
安全性が高いのは信託保全の方で、日本のFX業者は法律の縛りがあるため、どのFX業者も信託保全で管理することになっています。
一方、海外FX業者は分別管理のところが多いです。
※信託保全に近いシステムを整えてる海外FX業者も当然あります。
これは、日本のFX業者のように法律による縛りがないので、コストがかかる信託保全までするところが少ないという話です。
信託保全、またはそれと同等の施策をしている海外FX業者
XMTrading
→ 分別管理+信託保全相当(AIGの100万ドル補償の保険に加入)
AXIORY
→ 分別管理+信託保全相当(顧客資金の口座を外部監査機関が管理)
じゃあ、信託保全がない海外FX業者は危ないかというと、そういう話ではありません。
というのも、分別管理や信託保全が問題となるのは、FX業者が潰れそうな時。
FX業者が潰れそうな時に、FX業者に入金した資金が守られるか守られないかという話なので、簡単に潰れそうもない海外FX業者と判断できるなら、別に分別管理でもそこまで問題ない。
よって、信託保全の有無がどうこうは、完全に好みの問題だと私は思います。
日本のFX業者と異なり、海外FX業者よりも企業の安全性が平均的に高い
信託保全のある業者がいいかどうかは好みの問題
日本のFX業者ならどこがいいか
オススメの日本のFX業者というのは特にありません。
というのも、日本のFX業者は法律の縛りがあるため、取引スペック、安全性にほとんど差異がないのです。
※どのFX業者も最大レバレッジ25倍で信託保全あり、スプレッドも狭い
なので、自分が気になったところや企業規模が大きそうなところ等、好きなところを使えばいいかなと思います。
日本のFX業者は、法律の縛りが大きいので、どこを選んでも大きく変わらない。
自分が好きなところを使えばよい。
海外FX業者でまず勝てるようになるのが先決
海外FX業者のよいところ、日本のFX業者の良いところを見てきましたが、多くの勝てない人、FX初心者はまず海外FX業者で小資金で練習すべきです。
仮にうまくいかなくてFXから撤退するにしても金銭的ダメージは少ないほうが良い。
FX初心者や現在FXで勝ててない人は、安定してFXで勝てるようになるまで、海外FXを利用して安定的に勝つ術、経験を積むのがベターだと私は思います。
繰り返しになりますが、日本のFX業者を利用する最大のメリットは税金が安くなることです。
ヘタクソは儲かった後のことを考える必要はありません。
日本のFX業者を検討するのは、安定して儲かるようになってからで十分だと私は思います。
