- インジケーターの選び方
儲かっている(であろう)人のインジケーターを利用すれば、自分も儲かるような気がしますが儲かりません。ここではインジケーターの選び方についてまとめていきます。
インジケーターの選び方を考える
FXをやる人は、だいたいチャートに何らかのテクニカル(インジケーター)を表示しながらトレードすると思います。
移動平均線とか、一目均衡表とか、MACDとか、そういうやつですね。
”どのインジケーターを使えば勝てるのか”
”オススメのインジケーターはないのか”
と色々調べて使用するインジケーターを選ぶのは間違いです。
インジケーターの選び方
インジケーターの選ぶ際の考え方
- インジケーターを利用して何をしたいか
- それに合うインジケーターはないか
自身がどのような目的でインジケーターを使用したいかによって、選ぶべきインジケーターも変わってきます。
- エントリーの基準にする
- イグジットの基準にする
- 相場状況を判断する
等々、インジケーターを利用する目的を明確にしないと、そもそもインジケーターを表示させる意味もありません。
利用する目的を考えてから、それに合うインジケーターはないかの順で考えることが大事です。
稼ぐためになにか特別なインジケーターが必要ということはなく、必勝のインジケーターなどもないのでそれを探すのは時間の無駄です。
私の場合、相場状況が把握しやすいという理由でボリンジャーバンドの3αしか表示させておらず、そこにラインを引いてトレードしていますが、それだけでも十分稼げます。
インジケーターを何のために利用するのかを考えて、自分が使いやすいもので稼ぐ方法を考えるのがオススメです。
インジケーターの選ぶ際の注意点
前述のとおり、インジケーターは利用目的を明確にして選ぶことが大事です。
「大まかなトレンドを知りたい」、「売買のタイミング基準にしたい」、等々です。
そのうえで、それに適するインジケーターを選んでいくわけですが、インジケーターの計算方法もよくわからないような複雑なものは使わない方がよいと思います。
そのインジケーターで負けが続いた場合に、勝てない原因をそこに求めたくなるためです。
難しい計算をしているから勝てるということもなく、聞いたことのある単純なインジケーターでも十分に勝てます。
そして、あれもこれもとインジケーターばかりのチャートにしないことです。
ごちゃごちゃしたチャートになると相場状況が見にくくなることもそうですが、インジケーターの数だけ判断材料が多くなるため、トレードの判断に迷いが生まれることになります。
インジケータの数は、1から多くても3つくらいまでで収めるべきだと個人的には思います。
インジケーターを選んだ後の注意点
インジケーターを選んだら、しっくりこないとかそういう理由でない限り使い続けましょう。
一時的に損をしたとかでインジケーターをころころ変えても儲けにはつながらないということです。
※負けが続く場合は、インジケーターではなく売買ルールに問題があると思ったほうがいいです。
必勝のインジケーターを探す旅にでかけて他人の真似をしても時間の無駄です。
他人の真似をするよりもインジケーターの利用目的を明確にして自分で選んだインジケーターを使い続けた方が儲かるのも早いと思います。
インジケーター選び方のまとめ
- インジケーターは、利用目的を明確にしてから選ぶ
- インジケーターを表示させすぎない
- いったん選んだインジケーターはできるだけ使い続ける
インジケーター次第で稼げると考えると、迷路にはまることになります。
インジケーターなんて、価格を加工しただけのものであり、必勝のインジケーターなどはありません。
使用目的に合ったインジケーターを選択し、その使用目的にあう相場状況になるのを待てれば普通に稼げます。
自分がきちんと使用目的を考えて選択したインジケーターを通して相場を見つづけることが個人的には大切だと感じます。
