- iFOREXの私的評価
- iFOREXの安全性
- iFOREXの取引スペック
iFOREXは、1996年からサービスを開始している老舗の海外FX業者。ここではiFOREXの特徴についてまとめていきます。
もくじ
iFOREXの私的評価
結論から言うと、iFOREXは人によってはオススメな海外FX業者になります。
- 運営歴が長く、高額の出金報告が多い
- ロスカット水準0%
- DD方式の業者である
iFOREX(アイフォレックス)は、運営歴が20年を超えるアテネにある海外FX業者です。
運営歴が長いということは、多くのユーザーから評価されてきたことの現れでもあります。
比較的、ギャンブラーの気質がある方が集まっていそうな業者ということもあり、高額出金の報告も何度もあがっているのが特徴です。(億単位)
また、iFOREXはロスカット水準0%という特徴があり、口座の資金がなくなるまではポジションを持ち続けることができます。(ゼロカットもあるため、強制ロスカットが滑ったところで借金を負う可能性は0%)
一方で、iFOREXは国内FX業者と同様のDD方式の業者です。
DD方式は、悪さ(ストップ狩り、レートずらし)をする余地のある約定方式です。
そのため、そこを許容できるのであれば使う価値のある海外FX業者だと言えます。
参考:FXにおける約定方式の違い!DD方式とNDD方式を比較する
・DD方式の海外FX業者
DD方式の業者は「顧客の損失=業者の利益」という構図があります。
そのため、顧客が損をするような悪さ(ストップ狩り、レートずらし、故意のシステムダウン)をする余地がある業者と言い換えることが言えます。
まっとうに運営しているDD業者もあるでしょうが、避けられるなら避けた方がいいのがDD方式のFX業者かなと思います。
逆に、それを許容できるのであれば、DD方式の海外FX業者は「ゼロカットのある国内FX業者」を利用する感じになるので、メリット(安全性が上がって、スプレッドが狭い)が大きいとも言えます。
iFOREXの安全性の考察
iFOREXの安全性
- 追証なし
- バージン諸島等の金融ライセンスを保有
- 顧客資金は分別管理
- 入出金は早い
海外FX業者の安全性を見るうえで必須の項目は、追証なし(ゼロカットの完備)と金融ライセンスの保有です。
この2つの項目をクリアしてない海外FX業者は、安全性の観点から口座開設すべきではありません。
iFOREXはどちらもクリアしており、口座開設の検討に値する海外FX業者と言えます。
以下、iFOREXの安全性を見ていきます。
追証なし(FXで借金を負う可能性はゼロ)
iFOREXではゼロカットシステムを採用しているため追証(おいしょう)はありません。
ゼロカットにより、顧客がどんなにFXで負けても損失は入金額が上限になります。
そのため、FXで借金を負うような事態になる可能性はゼロになります。
追証とは
「追証(おいしょう)」とは、急激な相場の暴騰や暴落で口座残高がマイナスになった場合、不足のマイナス分をトレーダーが追加で支払わなければならないという仕組みです。
もし支払わなければ、裁判所命令での銀行口座の凍結、資産の差し押さえなどが執行されることになります。
なお、すべての日本のFX業者には「追証」を定めた規定があります。(FXで借金を負う可能性があるということ)
バージン諸島等の金融ライセンスを保有
iFOREXは、バージン諸島とハンガリーの金融ライセンスを保有。
グループとして複数の金融ライセンスを保有しているので、金融ライセンスを一つだけの海外FX業者よりは安全性は高いということができます。
金融ライセンスとは
世界各国にある金融監督機関への登録(認可)のこと
(日本の場合は、金融庁が金融監督機関)
金融ライセンスの保有でわかること
金融監督機関から一定の安全性を認められているということ
顧客資金は分別管理
iFOREXの顧客資金の保護
- 分別管理のみ
iFOREXの顧客資金の管理方法は、分別管理のみで信託保全はありません。
そのため、信託保全のある海外FX業者(XMやAXIORY)に比べると、安全性は一段落ちます。
なお、日本のFX業者は金融庁の規制により信託保全が必須となっており安全性がかなり高くなっています。一方、海外FX業者の場合、分別管理のみのところがほとんどです。
分別管理と信託保全
分別管理
→ 「FX業者の運営資金」と「顧客資金」を別の口座で管理すること
信託保全
→ 「FX業者の運営資金」と「顧客資金」を別の口座で管理したうえで、「顧客資金」の口座をFX業者以外(信託銀行等)が管理すること
信託保全がなされると顧客資金を業者が勝手に動かすことが難しくなるため、安全性が高いということです。
入出金は確実
海外FX業者を利用して怖いのが、資金の出金拒否です。
これをされるといくら稼いでも全く意味がありません。
iFOREXは、1,000万を超えるような高額出金の報告も何度もあがっている、出金に関してかなり実績のある業者です。
そのため、入出金での心配は必要ないでしょう。
なお、iFOREXはbitwalletに対応しているので格安の手数料で出金が可能です。
参考:アイフォ戦士、ハイレバで稼いだ1億5000万円を出金!通帳を公開
iFOREXの取引スペックの考察
iFOREXの取引スペック
- 最大レバレッジ400倍
- スプレッドは狭い
- ロスカット水準が0%
- ボーナスキャンペーン充実
- 為替以外も同一口座で取引可能
- 取引ソフトはiFOREXの独自ソフト
- 日本語サポートあり
取引スペックで大事なのは最大レバレッジ。
最大レバレッジが大きければ大きいほど必要資金が少なくて済みます。
(海外FX業者は、たいてい400倍は越えてくるのでそこまで気にしなくてもよい。)
そのほかの取引スペックは個人の好みの部分が大きくなります。
- ボーナスがあるほうが良い
- ボーナスはなくて良いのでスプレッドが狭いのが良い
- 為替だけトレードできれば良い
- 為替だけでなく株価指数や仮想通貨もトレードしたい 等々。
以下、iFOREXの取引スペックを見ていきます。
最大レバレッジ400倍
iFOREXの最大レバレッジ400倍です。
日本のFX業者は、金融庁の規制により、どの業者も最大レバレッジは25倍。
結果、日本国内のFX業者で取引する場合に比べて、必要資金が16分の1で済んでしまうのがiFOREXを利用するメリットと言えます。
スプレッドは狭い
通貨ペア | iFOREX | XM(参考) |
ドル円 | 0.9pips | 1.6pips |
ユーロ円 | 1.7pips | 2.5pips |
ポンド円 | 2.5pips | 3.9pips |
ユーロドル | 0.8pips | 1.7pips |
ポンドドル | 1.5pips | 2.4pips |
iFOREXは、国内FX業者と同様のDD業者なのでスプレッドは狭いです。
なお、iFOREXに口座タイプは1タイプしかありません。
ロスカット水準が0%
ロスカット水準とは、強制ロスカットが発動される基準となる証拠金維持率のこと。
ロスカット水準が20%くらいの海外FX業者はわりと多くありますが、0%の業者となるとiFOREX以外はほとんどありません。
ロスカット水準が0%というのは、口座残高が0になるまで強制ロスカットにはならないということです。
そのため、口座残高が0になるか倍になるかというようなシンプルな思考で戦いたいトレーダー(ギャンブラー)にとっては、とても分かりやすい仕組みだと言えます。
良し悪しはありますが、「ギリギリまで粘って相場が反転、一気に資金が億越えに」といった夢があるのがiFOREXという海外FX業者です。
参考:強制ロスカットの仕組みを理解する(証拠金維持率の計算方法)
ボーナスキャンペーン充実
iFOREXのボーナス
- 【初回入金】100%入金ボーナス+40%入金ボーナス
- 【2回目以降の入金】ペンディングボーナス(40%キャッシュバック)
- 【新規口座開設者】年利3%の利息キャッシュバック
iFOREXはプロモーションとして顧客に対してボーナスキャンペーンを提供しています。
これらのボーナスキャンペーンは、運用資金の少ないトレーダーにとっては非常に力強い味方になります。
自己資金が少なくてもボーナスをプラスすることで、入金額以上の証拠金で取引をすることができるからです。
iFOREXのボーナスは、入金ボーナス・キャッシュバックの2種類。
以下、簡単にボーナスの内容を記載しておきます。
参考:iFOREXのボーナスキャンペーンの内容と注意点のまとめ
ボーナスとは
ボーナスというのは、海外FX業者において証拠金としてだけ使えるお金です。
つまり、トレードするためだけに使えるバーチャルなお金がボーナスです。
ボーナス自体は出金できませんが、ボーナスを利用して稼いだお金は出金できます。
【初回入金】100%入金ボーナス+40%入金ボーナス
ボーナス獲得条件
初回入金すること
ボーナスの内容
- 10万円までは100%ボーナス
- 10万円~200万円までは40%ボーナス
iFOREXの初回入金ボーナスは、10万円までは入金額について100%のボーナスがつき、10万円を超える部分については200万円まで40%のボーナスがつきます。
・入金パターンとボーナスの例
入金額 | ボーナス | 有効証拠金 (入金額+ボーナス) |
100,000円 | 100,000円 | 200,000円 |
300,000円 | 180,000円 | 480,000円 |
1,000,000円 | 460,000円 | 1,460,000円 |
【2回目以降の入金】ペンディングボーナス(40%キャッシュバック)
ボーナス獲得条件
2回目以降の入金すること
ボーナスの内容
入金額の40%を上限として、「0.5ロット(5万通貨)の取引につき1ドル」がキャッシュバックされる
iFOREXのペンディングボーナスは、ボーナスという名前がついていますがキャッシュバックのキャンペーンです。(キャッシュバックなのでそのまま出金も可)
このペンディングボーナスは、入金がキャッシュバックの前提条件となっており、トレードすることによって実際にキャッシュバックがなされます。
具体例 10万円を入金した場合
キャッシュバックの上限は、入金額10万円の40%である4万円。
0.5lot(5万通貨)の取引につき、1ドルがキャッシュバックされるので、上限の4万円のキャッシュバックを受けたい場合、200lot(2,000万通貨)の取引量が必要となります。
・計算参考
4万円=約400ドル(ドルに換算)、400ドル÷1ドル=400(必要な取引回数)、0.5lot×400=200lot(必要な取引量)。
【新規口座開設者】年利3%の利息キャッシュバック
ボーナス獲得条件
- 新規口座開設する
- 初回入金10万円以上
- 口座残高10万円以上をキープ
ボーナスの内容
上限1,500万円まで年利3%の利息がもらえる
iFOREXの新規口座開設者のみの利息のキャッシュバックキャンペーンです。
こちらもペンディングボーナスと同様にボーナスではなく、キャッシュバックなのでそのまま出金も可能です。
ただし、トレードしない期間が30日を超えてしまうと利息は付与されないので注意が必要です。
為替以外も同一口座で取引可能
iFOREXの取扱銘柄
- FX通貨ペア:82種類
- 商品CFD:20種類
- 株価指数CFD:33種類
- 株式CFD:644種類
- ETF:53種類
- 仮想通貨CFD:18種類
iFOREXでは、FXだけでなく株価指数CFD等も同一口座で取引可能です。
株式CFDの種類が多いのが特徴です。
取引ソフトはiFOREXの独自ソフト
iFOREXのトレードソフトは、iFOREXで作られた独自のソフトです。
多くの海外FX業者で採用されているMT4は利用できません。
ソフト自体は日本語で直感的に操作できるものになっています。
※業者による独自の取引ソフトは、DD業者に見られる仕様です。独自ソフトだと悪さをしやすいという説もあったりなかったり。
参考:FX業者によるノミ行為、DD業者は避けるべきかを考える
日本語サポートあり
iFOREXは日本語サポートがあるので英語は不要です。
20年強の運営歴を誇るため、日本語サポートの質はかなり高いと言えます。
日本人のサポート社員も多数在籍しており、丁寧にサポートしてくれます。
iFOREXの特徴・評価のまとめ
- 運営歴が長く、高額の出金報告が多い
- ロスカット水準0%
- DD方式の業者である
iFOREXは、ロスカット水準が0%という特徴があるため、ハイレバで一攫千金を夢見る人向きの海外FX業者と言えます。
「口座資金が0になるか倍になるか」といった勝負をしたい方にはいいかもしれません。
一方で、DD業者であるという特徴もあるため、業者が悪さをする可能性を許容する必要があります。(そこが許容できないのであればNDD業者を選びましょう)
