FX取引の基礎

トレードに使える!様々な注文方法を解説

FXの取引にはいくつかの注文方法があります。

注文方法を知ると自分がしたいトレードができるようになります。

基本となる3種類の注文方法は理解しましょう。

基本となる3種類の注文方法

基本となる3種類の注文方法を説明します。

正直、この3つさえ仕組みを理解できればトレードで困ることはないでしょう。

成行注文(なりゆきちゅうもん)

おしゃれな言い方として「マーケット注文」という言い方もあります。

成行注文とは、その時点での為替レートで注文する方法です。

新規注文の場合には、注文してすぐにポジションを持つことになります。

決済の場合には、注文してすぐにポジションがなくなることになります。

成行注文は機動的に取引をしたい場合に使用する注文方法です。

スキャルピング等の短期売買では、通常成行注文しか使用しません。

具体例 ドル円のプライスが下記の場合

how-to-order_注文方法

買いの成行注文を出せば、112.671円でドル円が買えます。

売りの成行注文を出せば、112.654円でドル円が売れます。

指値注文(さしねちゅうもん)

おしゃれな言い方として「リミット注文」という言い方もあります。

指値注文とは、あらかじめ為替レートを指定して注文を出す方法です。

つまり、買いたい値段、売りたい値段が決まっている場合に使用する注文方法です。

仕組みを理解すれば当然ですが、指値注文の特徴は以下のとおりになります。

・現在のレートよりも「安い値段」でしか「買いの指値注文」は出せません。

・現在のレートよりも「高い値段」でしか「売りの指値注文」は出せません。

出せませんと書きましたが、上記以外で指値注文を出す意味がないといった方がいいかもしれません。

現在のレートよりも高い値段の買いの指値注文や安い値段の売りの指値注文は、業者にもよりますが、基本的に成行注文と同様にすぐに約定します。(100円で売ってるものを110円で買おうとしたら100円ですぐ買えてしまうということです。)

具体例 ドル円のプライスが下記の場合

how-to-order_注文方法

具体例1

「112円まで下落したら買いたい場合」

112円の買い指値注文を出すと目的が達せられます。

112円以下までレートが下落すれば、指値注文が約定しポジションを持つことになります。

具体例2

「112円で買ったポジションを持っており、113円まで上昇したら利食いをしたい場合」

113円に売りの指値注文を出すと目的が達せられます。

113円以上にレートが上昇した場合、指値注文が約定しポジションがなくなることになります。

逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)

おしゃれな言い方として「ストップ注文」という言い方もあります。

逆指値注文とは、現在の為替レートよりも不利なレートをあらかじめ指定しておき、そのレートを超えたら自動的に注文する方法です。

逆指値注文は、主に損切りに使用するための注文方法になります。

逆指値注文を出しておけば、損切りできずに耐えてしまうという事態を防げます。

また、このレートを超えたら買いたいなどのブレイクアウトを狙う場合にも使えます。

仕組みを理解すれば当然ですが、逆指値注文の特徴は以下のとおりになります。

・現在のレートよりも「高い値段」でしか「買いの逆指値注文」は出せません。

・現在のレートよりも「安い値段」でしか「売りの逆指値注文」は出せません。

具体例 ドル円のプライスが下記の場合

how-to-order_注文方法

具体例1

「113円を超えたら買いが強くなると想定し、113円を超えたら新規で買いたい場合」(いわゆるブレイクアウト狙い)

113.001で買いの逆指値注文を出すと目的が達せられます。

具体例2

「112円を下回ってきたら売りが強くなると想定し、112円を下回ったなら現在持っている買いポジションを決済したい場合」(いわゆる損切りの逆指値注文)

119.999で売りの逆指値注文を出すと目的が達せられます。

使い方次第では力を発揮する3種類の注文方法

少し特殊な注文方法を3種類説明します。

そこまで利用機会も多くないかと思うので簡単に。

IFD注文(いふだんちゅうもん)

IFD注文とは、新規注文とその決済注文を同時に注文する方法です。

当然、新規注文が約定しなければ決済注文は執行されません。

IFD注文は、「ポジションをとりたいレート」と「決済したいレート」があらかじめ決まっている場合に使用する注文方法になります。

具体例 ドル円のプライスが下記の場合

how-to-order_注文方法

「112円まで下落してきたら買い、112.500円まで戻ったら決済したいと考えている場合」

112円の新規の指値注文と112.500円の決済の指値注文を設定したIFD注文を出すと目的が達せられます。

OCO注文(おーしーおーちゅうもん)

OCO注文とは、2つの売買注文を同時に発注し、一方の注文が約定するともう一方の注文が自動的にキャンセルされる注文方法です。

OCO注文の主な使いどころとしては、ポジションを保有している際に利食いと損切りの両方の注文を出したい時になります。

具体例 ドル円のプライスが下記の場合

how-to-order_注文方法

「現在、買いのポジションを持っており、113円まで上がれば利食いの決済注文を、112.50を割ってくるようなら損切りの決済注文を出したい場合」

113.00円の指値の決済注文と112.499円の逆指値の決済注文を組み合わせたOCO注文を出すと目的が達せられます。

IFO注文(いふだんおーしーおーちゅうもん)

IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法が、IFO注文になります。

つまり、新規注文と同時に決済注文を2種類出すのがIFO注文です。

あまり相場を見ていられない人が出すような注文方法になります。

具体例 ドル円のプライスが下記の場合

how-to-order_注文方法

「113円を超えたら新規で買いのポジションをとった上で、113.50円まで上昇するなら利食いの注文を、112.80円まで下落してしまうようなら損切りの注文を出したい場合」

113.001円の新規の逆指値注文、113.50円の決済の指値注文、112.800円の決済の逆指値注文を組み入れたIFO注文を出すと目的が達せられます。

基本となる3種類の注文方法は覚えよう

6種類の注文方法について説明しました。

基本となる3種類については、トレードする際に使う機会が多いです。

きちんと理解しておきましょう。