ライン(水平線)の引き方の基礎とトレードへの活かし方

8月はトレードに集中していたので、こちらはほとんど放置していた私です。

初心者向けにライン(水平線)の引き方と活かし方について記します。

ライン(水平線)は引き方をマスターすると結構強力な武器になります。

そう、他のテクニカルはなくてもいいくらいに。

ライン(水平線)を引くべき場所とその意味

聞いたこともあるでしょうが、ライン(水平線)は高値と安値に引きます。

なぜ高値と安値に引くのでしょうか。

高値というのは、買い方と売り方が戦って買い方が負けた(売り方が勝った)ところです。

安値というのは、買い方と売り方が戦って売り方が負けた(買い方が勝った)ところです。

つまり、再びその高値安値付近に到達すると跳ね返される可能性が高いところです。

いわゆる、サポートとかレジスタンスと言われる場所になります。

そのサポートやレジスタンスになりそうな場所ををある程度はっきりさせて、トレードに生かすというのがライン(水平線)を引く意味になります。

サポートやレジスタンスをブレイクするまではトレンドが継続するとみなせば、売買する方向を確定できますし、サポートやレジスタンスで跳ね返ることを前提に逆張りすることも可能です。

どの高値と安値にライン(水平線)を引くのが正しいか

ラインは高値と安値に引くと言いましたが、チャート上に高値と安値はいっぱいあります。

その中でサポートレジスタンスになりそうなところにライン(水平線)を引けないと全くトレードにプラスになりませんし、チャートがライン(水平線)だらけで見にくくなります。

例をあげて説明していきます。下記のチャートはユーロ円の4時間足です。

ここにとりあえずできるだけライン(水平線)を引くと以下のようになります。

チャートが見にくいうえに、どこを意識してトレードすべきかはっきりしないです。

この数多くのライン(水平線)から、私が残すライン(水平線)は以下になります。

なぜこのライン(水平線)を残したのかを説明していきます。

結論からいうと、ライン(水平線)を引く意味がある場所は下記のようになります。

1、何度も止められてる場所

2、過去にブレイクしてサポートとレジスタンスが入れ替わっている場所

1番上のラインは、過去にサポートとレジスタンスが入れ替わっているラインです。

真ん中のラインは、何度もサポートされていた場所がブレイクしたラインです。

1番下のラインは、下げた後の1回目の戻りにあたるラインです。上2つよりはラインの強弱で言うと弱く、過去にここでレジスタンスもされなかったので引かなくても問題ありません。

引いたライン(水平線)をどうトレードに活かすか

このライン(水平線)を私ならどうトレードに活かすかを説明してみます。

まず、引いたライン(水平線)でトレンドがどちらにあるかを判断できます。

現状のチャートを見ると、下落のあと上昇に転じて、ちょっと押しているように見えるチャートのかたちをしています。

真ん中のライン(水平線)は過去に何度も止められていたサポートを下にブレイクしたライン(水平線)です。

チャートの左側(過去)で何度もサポートされていたのがブレイクされて下げに転じています。このライン(水平線)より下にある限り私なら売りでしか攻めません。

1番下のライン(水平線)は下げた後の1回目の戻り高値にあたるライン(水平線)です。

ここがレジスタンスになって再度下げが強まる場合、私の場合は4時間より短い足で売っていきます。

その後、1番下のライン(水平線)でレジスタンスされることなく、真ん中のライン(水平線)まで戻ってきました。ここがレジスタンスになって再度下げればトレンドは下げのままですが、上に抜けてきました。

再度真ん中のライン(水平線)を上に抜けてきたので、ここのトレンドはとりあえず上に切り替わったと判断します。ここからは私なら買いでしか攻めません。

積極的なトレードをする方なら上抜けた段階で買って、1番上のライン(水平線)くらいまで狙いのトレードをするのはアリです。

1番上のライン(水平線)は過去にサポートとレジスタンスが入れ替わった場所なのでレジスタンスになる可能性があります。結果としてそこらへんで止められて押されるかたちになっています。

そして、現状ですが上抜けた後の真ん中のライン(水平線)がサポートになって反発しています。

つまり、絶好の押し目の買い場だという判断になります。

このような分析の元、私の場合は4時間よりも短い時間足で買いで攻めていきます。

今回のチャートに引いたライン(水平線)に基づいた分析についてまとめると以下のようになります。

トレンド判断で最も重要なライン(水平線)は真ん中のライン(水平線)。

1番上のライン(水平線)は、上昇した時の利益確定の目安として使える。

1番下のライン(水平線)は1回目の戻しの高値に当たるライン(水平線)で、下げのトレンドが強まる場合レジスタンスになる可能性があったが、現時点ではあまりなくてもいいライン。

トレードで稼ごうと思った場合、すでに見えているチャートの左側(これまでの経過)をどう活かすかが大事です。それをライン(水平線)で活かすという一例でした。

ライン(水平線)について知っておいたほうがよいこと

前項まで4時間足のチャートで説明しましたが、自身がトレードする時間軸でライン(水平線)を引いても同様の分析ができます。5分足でも1時間足でも日足でもなんでもです。

ただし、気をつけたいのは長い時間軸の足のライン(水平線)の方が短い時間軸の足のライン(水平線)より強いということです。

4時間足のラインの方が5分足のラインよりも強いということです。

これは、内包している参加者の数が多い足のライン(水平線)の方が強く、効きやすいということです。

5分足のラインは5分以下の足でトレードしている人しか気にしていませんが、4時間足のラインの場合、5分足の参加者を含む4時間以下の足でトレードしている人すべてが気にしています。どちらが参加者が多いのかを考えれば簡単な話です。

また、ライン(水平線)を引く場所ですが、きっちり高値安値で引けばいいのか、高値安値をつけた終値でもいいのかみたいなことを過去に聞かれたことがあります。

結論としては「だいたいで引けばいいです。」

あくまで目安としてライン(水平線)を引きたいだけなので、ライン(水平線)を引いたあたりをサポートやレジスタンスされる可能性があるゾーンというような考え方をすれば問題ありません。

前述のチャートでもローソク足のひげがラインを飛び出しているところもありますし、何度も反発しているところがきっちりライン内に収まっていないところもあります。

ライン(水平線)をきっちり引くことが目的ではなく、ライン(水平線)を引いて稼ぐことが大事なので細かく考えすぎないことが大事です。

ライン(水平線)だけでもきちんと分析でれば勝てます。

ライン(水平線)の引き方と私の使い方について説明しました。

現在、私はライン(水平線)とボリンジャーバンドくらいしかチャート上に表示していません。

ボリンジャーバンドも流れが見やすくなるような気がして表示しているだけで、実際に利用価値が高いのは圧倒的にライン(水平線)です。

初心者の方の場合、とりあえずライン(水平線)を引きまくってどういうライン(水平線)が効くのかを試してみるのがいいと思います。

最初から効くライン(水平線)だけ引こうとするよりも、色々試して経験値を増やすことをオススメします。

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