海外FXの最大のメリットといってもいいゼロカットというシステム。
これは、『口座残高がマイナスになった場合に、口座残高を0にリセットしてくれる』という仕様のこと。
口座残高のマイナス分はFX業者が負担してくれており、顧客の最大損失は入金額が上限となる。
これがなんで素晴らしいかというと、国内FX業者の場合、口座残高がマイナスになったらマイナス分は顧客負担だから。(後述)
通常、FXを普通にやっていて口座残高がマイナスになる状況ってそんなにはない。
ただ、稀にある○○ショックと呼ばれるような急激な相場変動が起きた時に強制ロスカットがうまく作動せず、口座残高がマイナスになる場合があるわけ。
この時、海外FX業者を利用していれば、前述のとおり口座残高がなくなっておしまい。
運が悪かったとあきらめて、改めて入金しましょうって話になるだけ。
一方、同様の状況で国内FX業者を利用していた場合は悲惨なことになる場合がある。
国内FX業者には、ゼロカットというシステムはなく、かわりに追証(おいしょう)というシステムがある。
これは、『口座残高がマイナスになったら、そのマイナス分は顧客が負担せよ』というシステム。
つまり、口座残高のマイナス分を追証(追加の証拠金)として入金しなきゃいけないことになる。
これが数千円・数万円ですぐに払える金額ならまだいいけど、数百万円・数千万円というマイナス分が出た場合、FXで借金を負う事態になりかねない。
実際、2015年に起きたスイスフランショックの際には、国内FX業者で1137件の追証が発生し、一人平均170万円の追証請求が来たという記録が残ってる。(追証の総額:19億4800万円)
以上のことから言えるのは、本当にやばい時に安全性が高いのはゼロカットのある海外FX業者だということ。
滅多にないリスクをどれくらい重視するかっていうのは人それぞれですが、ゼロカットがあることが私が海外FX業者を推す理由のひとつです。
ゼロカット・・ほとんどの海外FX業者で採用されているルール
口座残高がマイナスになった場合、マイナス分はFX業者が補填するというルール
顧客の最大損失は入金額に限定される
追証(おいしょう)・・全ての国内FX業者で採用されているルール
口座残高がマイナスになった場合、マイナス分は顧客が補填するというルール
追証の金額が大きいとFXで借金を負う可能性あり