- トレードでしない方がいいこと
FXで大損するのは損切りができない時です。損切りできなくなるような心理状態に拍車をかける行為はすべきではありません。
トレードでしない方がいいこと
<トレードでしない方がいいこと>
- 無計画なナンピン
- やみくもな飛びつきエントリー
- ポジションの塩漬け
トレードで大損するのは、言わずもがな「損切りができない」というときです。
- 損をしたくない
- 少しでもいいから儲けたい
こういう気持ちが強いとポジションに執着が生まれて損切りができなくなります。
そのような感情に拍車をかけてしまうような行為が、トレードでしないほうがいい行為です。
逆を言えば、これらをやらなければそんなひどいことにはなりません。
無計画なナンピン
ナンピンというのは、エントリーした方向と逆に動いた場合に、さらにポジションをとって「平均取得単価を下げる行為」です。
分散エントリーと呼ばれるような「4時間足で押し目にあたるので20pips下がるごとに3回まで買う」というような計画的なナンピンであるなら、まあいいと思います。
無計画なナンピンとは、エントリーした方向と逆行した場合に、損をしたくないがためにプランなしに戻るだろうでナンピンしてしまう行為です。
うまく戻れば万々歳ですが、戻らない場合は悲惨です。
最悪の場合、ひたすら逆行されて口座の資金を吹っ飛ばしてしまうでしょう。
無計画なナンピンが上手くいきレートが戻ってきた場合でも、たいていトントンになったら決済してしまうことが多いと思います。
1回のトレードでリスクを取りまくってトントンにすることになんの意味もありません。
少額で負けを確定させて、チャンスで取り返した方がよほど効率的です。
価格が戻るかどうかわからない状態で無計画にナンピンしていくのはリスクが大きすぎる行為なので、繰り返しやっていればいつか必ず大損します。
やみくもな飛びつきエントリー
飛びつきエントリーとは、チャートが大きく動いたときに動いた方向に飛びついてエントリーしてしまうことです。
エントリーした方向にそのまま伸びてくれればいいのですが、戻された場合は高値掴み(安値掴み)になるパターンです。
これも事前に相場分析をしたうえでのエントリーなら問題はありません。
「動き出したらから、とりあえずエントリーしてみよう」とやみくもにエントリーするのがダメなのです。
経済指標の発表時には上に下に乱高下する場合もありますし、単にダマシのブレイクで逆方向へのトレンド始まりだったみたいな場合もあります。
ちょっとでも稼ぎたいというような気持ちが強すぎるとやってしまう傾向があると思います。飛びつかなくてもチャンスはあるのですから待ちましょう。
ポジションの塩漬け
塩漬けとは、含み損のポジションをレート戻るまで放置することです。
この場合、放置できるくらいポジションが小さいのであれば救いがありますが、価格が戻るという保証はどこにもありません。
含み損は増えれば増えるほど損切りしづらくなります。
そして、塩漬けのポジションのための証拠金は無駄に拘束されています。
「他のトレードチャンスが来たのに証拠金不足でトレードできない」というような機会損失を避けるためにも塩漬けはオススメしません。
トレードでしない方がいいことのまとめ
<トレードでしない方がいいこと>
- 無計画なナンピン
- やみくもな飛びつきエントリー
- ポジションの塩漬け
小さな損失ならすぐにでも取り返せますが、大きな損失は取り返すのに時間がかかります。
トレーダーとして一番避けるべきことは、一発退場になることです。
口座の資金さえなくならなければ、トレードは継続していけるのですから。
なお、すべきではないパターンを組み合わせると、さらに大損する可能性が上がります。
お金が惜しくない方は試してみてください。