FX取引の基礎知識

通貨ペアの見方とチャートの強弱の判断

きちんと理解できている?通貨ペアの読み方と為替レートの意味
この記事でわかること

  • 通貨ペアの見方
  • チャートの強弱の判断

チャートの強弱を判断するためには、通貨ペアの見方を理解する必要があります。ここでは通貨ペアの見方とチャートの強弱の判断についてまとめていきます。

エヌ
エヌ
USD/JPY(ドル円)の買いといったときに、ドルを買って円を売っているんだということが分かるようになりましょう。

通貨コードと通貨ペア

FXでは、通貨が3文字で表現されます。

円ならJPY、ドルならUSDなどといった形です。

これはFXを続けていくと自然と覚えていくものですが、一応意味も押さえておきましょう。

基本的に頭の2文字が国を表し、後ろの1文字が通貨を表します。

・JPY
→ JP=Japan(日本)、Y=Yen(円)

・USD
→ US=United State(アメリカ)、D=Dollar(ドル)

・EUR
→ EUR=Euro

※ユーロはヨーロッパ連合(EU)の単一通貨なため、国名がありません。

・GBP
→ GB = Great Britain(グレートブリテン)、P= Pond(ポンド)

といった感じで、他の通貨も基本的には「国名+通貨名」で表現されます。

ただし、FXにおいて、通貨コードが単体で出てくることはありません。

なぜなら、2つの通貨があって初めてFX取引(為替取引)が成立するからです。

そのため、FXでは通貨ペアというかたちのものを取引することになります。

具体的に言うと、USD/JPY、EUR/USD、GBP/JPYなどになります。

<FX取引とは>

FX取引は、為替の交換レートが上がるか下がるかの取引です。

1ドル100円の時に1ドルが120円になると考えて、円を売ってドルを買っておく(円とドルを交換しておく)というイメージです。

そのため、FX取引をすると、常に一方の通貨を買ってもう一方の通貨を売っていることになります。

上記の例の場合、USD/JPYという通貨ペアを買うことで、円を売ってドルを買っている状態になり、目的が達成されます。

通貨ペアの見方

ドル円を例にして説明していきます。

/(スラッシュ)を挟んで左側を「ベース通貨」、右側を「クォート通貨」と言います。

これは、全く覚える必要はありません。

大事なことは、基準となるのは「左側の通貨」(ベース通貨)だということです。

これは、覚えましょう。

USD/JPYは、基準となる「ドル」に対して「円」がいくらかを表しています。

上の例で言うと、1ドルに対して円が110.25円になるということです。

これは他の通貨でも同様で、通貨ペアを見ただけで基準となる通貨がわかります。

常に「左側の通貨」です。

つまり、USD/JPYを「買う」ということは、USDを「買って」、JPYを「売る」ということを意味します。

上の例だと、JPYを110.25円で売って、1USDを買うという言い方もできます。

同様に、USD/JPYを「売る」ということは、USDを「売って」、JPYを「買う」という意味になります。

上の例だと、1USDを売って、JPYを110.25円で買うという言い方もできます。

<他の具体例>

EUR/USDの売り
→ EURを売って、USDを買っている

EUR/JPYの買い
→ EURを買って、JPYを売っている

GBP/JPYの売り
→ GBPを売って、JPYを買っている

なぜ通貨ペアの見方を理解していないといけないのか。

それはチャートを見たときに「どちらの通貨が強くて、どちらの通貨が弱いのか」を判断する必要があるからです。

チャートの強弱の判断

為替レートというのは、2通貨間の交換レートです。

交換レートなので、どちらか基準となる側を定めておかないと、よくわからなくなります。

その基準となる方の通貨が、通貨ペアの「左側の通貨」です。

それを理解するとチャートの強弱もすぐにわかるようになります。

チャートというのは、「左側の通貨」の強弱を表したものです。

currency-pair-チャート

USD/JPYのチャートが上昇しているときは、「USDが強く、JPYが弱い」ということを表しています。

逆に、USD/JPYのチャートが下落しているときは、USDが弱く、JPYが強い」ということを表しています。

強いは「価値が上がっている」、弱いは「価値が下がっている」と同じ意味です。

話が少しそれますが、USD/JPYのチャートを見て、「下落しているのに、なんで円高なの?」みたいな質問をする人は、基準となる通貨がわかっていないのが原因です。

USD/JPYが下落しているということは、ドルの価値が下がって円の価値が上がっているということ(ドルが売られて円が買われている状態)なので、円高となります。

まとめ

チャートは、通貨ペアの「左側の通貨」の強弱を表している

チャートを見た時に、どっちの通貨が強いのかは一瞬でわからないとダメです。

ちゃんと理解して覚えておくことをオススメします。