何かしらの要因があってレートが一方向に一気に動く。
その流れに自分が乗れていない時に顔を出す『逆張りの誘惑』。
100pipsも一気に上がったから、20~30pipsくらい戻すんじゃないか・・。
都合のいい自分解釈で売ったりしてみる。
全然戻ってこない・・、というか上昇が止まらない・・。
こんなことをFX初心者の時によくやっていた。
儲かる時もあるんだけれど、戻ってこないと耐えられずに損切りして大損。
裁量トレーダーあるあるだと思いますが、最近はめっきりやらなくなった。
やらなくなった理由は、何度も大損させられ、合理的な行動でないと身に染みてわかったから。
こういう裁量による逆張りをする時は、利益ばかりに目がいって、損失をそこまで考慮していない状態。
FXで稼ぎたいなら、ロスカットが決まらないトレードはすべきではありません。
1トレードに口座残高すべてbetしてたらいつかは絶対吹っ飛ばすから。
そして、たまたまうまくいった場合も問題です。
その時の記憶が強く残るため、天井や底を狙うような逆張りトレードをしがちになる。
何かきちんとした逆張りルールがあるなら別ですが、裁量による逆張りは自分に都合のいい解釈になりやすい。
私の場合、逆張りがうまくいったことで先々のトレードがうまくいかなくなった。
痛い目を見てやらなくなった裁量による逆張り。
FXで安定して利益を積み重ねるなら、リスク管理のなされたトレードルールは必須です。
1トレードでいくらの損失を許容するのか。
そこが決まらないトレードはすべきではないと言えます。
という感じで、「逆張りでちょっとでもいいから取りたい」みたいな誘惑には気をつけてください。