海外FXの入出金

ビットコイン入出金を利用するメリット・デメリット+仮想通貨の基礎知識

ビットコイン入出金を利用するメリット・デメリット+仮想通貨の基礎知識

「うちビットコインで入出金ができます!」

というような海外FX業者が結構出てきている感じがある今日この頃。

海外FXにおいて、ビットコインでの入出金はこれからのスタンダードになるのか。

ここでは入出金対象としてのビットコインについて解説します。

なお、時間がない人のために、この記事でわかることを簡単にあげておきます。

海外FXの入出金のテーマはコスト

海外FXにおいては国内FXに比べて入出金の方法はとても大事になります。

入出金方法によってスピードコストが変わってくるためです。

国内FXは入金も出金も銀行振込なので、スピードもコストも何の問題もありません。

一方、海外FXは海外法人なので、銀行振込(国内銀行送金)で入金できるところはあっても、出金を銀行振込(国内銀行送金)で行えるところはほぼありません

そのため、海外FXの入出金に関しては、手数料(コスト)をどれだけ下げれるかが一番のテーマです。

言い換えると、いかに手数料が安い手段で入出金を行うかというのが問題になります。

海外FXの入出金の流行の変遷

入出金のスタンダードな方法

入金の場合、大体どこの海外FX業者でも利用できるのは、海外送金クレジットカード入金です。なお、クレジットカード入金の方が手数料が安いです。

出金の場合、どこの海外FX業者でも利用できるのは海外送金です。

この海外送金は手数料が高いのがネックです。平気で3,000円以上かかります。

入出金に関してベターな方法の模索

入出金のスタンダードな方法である海外送金は手数料が高いです。

そのため、ちょっと前までの入出金の流行はネッテラー(Neteller)でした。

これは、ネッテラー(Neteller)という電子決済会社を経由して入出金を行う方法で手数料が安く、スピードも速く、対応取引業者も多かったため海外FXには必須のサービスになっていました。

ですが、2016年9月15日にネッテラーは日本におけるサービス終了のお知らせを出し、日本から撤退していまいました。

その後、海外送金くらいしか選択肢がないという時期が続きます。

そこで注目を浴び始めたのが最近採用業者が増えつつあるビットコインでの入出金になります。

今後、ビットコインでの入出金が主流となっていくのか注目されるというのが現状です。

※その後、ネッテラーのサービスに近いサービスを行うbitwalletやSticPayという電子決済会社がでてきました。(追記)

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ビットコインとは

ビットコインは現在世界で最も取引量が多い仮想通貨になります。

ビットコインの場合、政府や中央銀行に管理されるのではなく利用者全員で管理されているため、銀行口座なども必要ありません。

インターネットさえあれば決済などを行うことができるため、幅広い使い道があると期待されているのが仮想通貨です。

ビットコインによる入出金のメリット

送金スピードが速い

数時間で送金完了するなど海外送金と比べると圧倒的に送金スピードが速いです。

そのため、入金に関してはクレジットカードと大した違いはありませんが、出金の際の海外送金に比べるとビットコインに軍配が上がります。

また、銀行口座を介さないため土日祝日、年始年末問わずビットコインでの入出金が可能になるのもメリットと言えます。

安全性が高い

ビットコインはブロックチェーンという技術を使い、非常に複雑な暗号化方式を採用しているため不正がしにくい性質をもっています。

この点においては、通常の通貨よりも安全という評価も出ているほどです。

そのため、ビットコインでの入出金に関しての安全性は、既存の入出金の安全性と同じか多少上といった評価ができると思います。

もちろん、相手方が信頼のおける海外FX業者という大前提はありますが。

ビットコインによる入出金のデメリット

価格の変動が不安定

2009年に誕生したころに比べれば価格の変動は落ち着いてきたとも言えますが、FXで取引されるような通貨に比べたらボラティリティが大きいです。

ビットコイン自体に投機商品という側面があり、決済手段としての価格の安定性という面ではドルや円など他の通貨には現状劣ると言えます。

ビットコインの性質上、あらかじめビットコインの全体数が決まっており、急に大量にビットコインが採掘されることがないので、急なインフレやデフレが起こりにくい設計にはなっています。

ですが、現状ビットコイン自体の値段の振れ幅が大きいため、入金した時の価値と出金した時の価値が二桁%レベルで変わってくる可能性はあります。

うまくいけば、それで出金額が多くなるということもあり得ますが。

ビットコイン入出金に必要なもの

ビットコインウォレット

ビットコインをしまっておく財布にあたるものになります。

これは色々と種類があり、Web上で使えるもの、デスクトップ型のもの、モバイル型のもの、ハードウェア型のものなどがあります。

ビットコイン取引所でビットコインを購入してそのままにしておいてもよさそうですが、取引所がハッキングされるなどの恐れはつきまといます。

一番安全なのは、オフラインで保管できるハードウェア型のものになります。

ビットコイン

ビットコインそのままです。

ビットコインで入出金をするなら、入金するビットコインがないといけません。

そのビットコインをどこで買うかという話ですが、これはビットコインの取引所か販売所になります。

例えば、コインチェックとかビットフライヤーとかですね。どっちも問題起こしてますけど。

ビットコイン取引所に口座を開いて、ビットコインを購入し、ビットコインウォレットにしまうという流れになります。

ビットコインの購入方法

ビットコインの購入方法

ビットコインで入出金するために必要なビットコインを購入する方法を説明していきます。

仮想通貨の取引所と販売所

ビットコイン等の仮想通貨を売買できる「取引所」というものがあります。

インターネットに仮想通貨取引所のサイトにあり、そこで仮想通貨を取引することができます。銘柄が仮想通貨とういうだけで、FXなどと同じです。

基本的な取引の構造は株の売買と同じで、取引したい価格と数量がマッチすれば取引が成立します。

仮想通貨を買いたい人と売りたい人が集まって自由に売買する場所が取引所です。

一方、仮想通貨を売買できる「販売所」というものもあります。

販売所の場合は、買いたい人に対して販売所を運営している企業が相手となって売買が成立します。

野菜を買いたい人が八百屋から野菜を買うのと同じです。

要は、「販売所」を運営している企業が仮想通貨の売店をやっていると考えればよいです。

取引所と販売所の違い

ここまでをまとめると、仮想通貨を購入するには「取引所」と「販売所」の2つがあって、好きな方で売買できるということです。

そのため、自分が株のように売買したいのか、とりあえず手っ取り早く仮想通貨を売買したいのかを考えて利用する必要があります。

また仮想通貨取引所の中には「取引所」と謳っていても実態は「販売所」である仮想通貨取引所もあるので注意が必要です。

見分け方は単純で、自分で価格を指定できれば取引所指定できなければ販売所です。

取引所のメリット・デメリット

取引所のメリットは、仮想通貨を安く購入できたり、高く売却できたり、自分が売買したい値段まで待つこともできると自由度が高いとうことです。

そして、「販売所」よりも「取引所」での売買の方が基本的に安い値段で購入でき、高い値段で売却できます。

一方、取引所のデメリットとしては、他者とうまくマッチングしなければ売買は成立しないため、買いたい値段で買いたい量を買えない、売りたい値段で売りたい量を売れないということが起こりえます。

基本的に株などと売買構造が同じなので、取引が盛り上がっているときなどは値動き激しくなることにも注意が必要です。

販売所のメリット・デメリット

販売所のメリットは、いつでもすぐに自分が売買したい量の取引が同一の価格できることです。

ですので、多少の値段の差異は気にせず売買したい場合は販売所を利用するメリットがあります。

一方、販売所のデメリットは、取引所での売買よりも値段が割高なことです。

これは仮想通貨の販売所を運営している企業が販売手数料を上乗せしているという理由が大きいかと思います。

取引所と販売所、どちらでの売買がお得なのか

これは圧倒的に「取引所」での売買がお得です。

仮想通貨取引所にもよりますが、取引所と販売所の値段の差異は取引回数が多くなればなるほど影響も大きくなります。

少しでもより良い値段で仮想通貨を売買したい場合には、「取引所で売買する」の一択です。

同一の値段ということにこだわらないのであれば、大きな数量でも取引所でたいていは消化でき、販売所よりも良い値段で売買できる場合がほとんどです。

仮想通貨の基礎用語(参考)

ビットコインをはじめとする仮想通貨に関する基礎用語をまとめておくので、参考にしてみてください。

<仮想通貨の基礎用語>

アルトコイン

ビットコイン以外のコイン全てをアルトコインと呼びます。

ブロックチェーン

コインの今までの取引全てを記録している1冊の台帳のこと。

誰かがコインを送ったり貰ったりするたびにその情報がブロックチェーンという名の台帳に書き込まる。

ビットコインの場合、2009年1月3日に誕生してからすべての取引がブロックチェーンという名の台帳に記録されています。

トランザクション

「取引」の意味。

「トランザクションを発行した」=「取引を申請した」という意味となります。

トランザクションID(TX ID)

「取引ごとに付与されるID」のこと。

このトランザクションIDは、どのくらいの量の通貨が送られたかを示す取引IDとなっており、取引ごとに記録されるので同一のものは存在しません。

このトランザクションIDがあることにより取引の内容を追跡する事ができ、また取引を行ったことを証明できるため「お金を送った」「いや、きてない」等のやりとりが不要になります。

Confirm(コンファーム)

「承認」の意味。

取引がブロックチェーンに記載された状態を言い、「Confirm(承認)=取引の完了」という理解になります。

Pending(ペンディング)

「保留中」の意味。

取引がまだブロックチェーンに記載されていない状態をいい、取引所でPendingと表示されている場合は時間経過でConfirm(承認)へ変わります。

ウォレット

仮想通貨をいれておく財布のこと。

ウォレットにはオンラインでパソコン・スマホにダウンロードして使用するもの、WEBサービスとして提供されているのもの、オフラインで単純に貯めておくためだけのもの等があります。

アドレス

「口座番号」のこと。

コインを貰う時は、相手に自分のアドレスを教える必要があります。逆に、コインを渡す時には、相手のアドレスを知る必要があります。

ICO(Initial Coin Offeringの略)

仮想通貨版のクラウドファンディングのこと。

企業がデジタルの通貨を発行することにより資金を調達する仕組みのことをいいます。

スマートコントラクト

契約の自動化を意味し、日々行われる個々の取引を最初にプログラミングした条件などを基に自動で行う仕組みをいいます。

ビットコインに次ぐ時価総額を誇るイーサリアム(ETH)はスマートコントラクトを採用しており、取引記録だけではなく、契約内容を含めた取引すべての内容がブロックチェーン上に残ります。

そのため、イーサリアムを使った取引の履歴はネット環境があれば世界中のどこからでも検証できるため、取引の信頼性が高いということがメリットになります。

トークン

 独自技術ではなく既存のブロックチェーンシステムから作った仮想通貨のこと。

独自のブロックチェーン技術で作った仮想通貨は、「イーサリアム」や「リップル」などと呼ばれ、すでに公表されている既存のブロックチェーン技術をそのまま使って作った仮想通貨を「トークン」と呼ぶことが多いという理解をしておけば大丈夫です。

企業が発行元となっている場合が多く、株式に近いものとも言えます。

マイニング(採掘)

パソコンを使ってコインを採掘すること。

日々の取引をブロックチェーンに記録していくというのは膨大な計算量が必要になり、それを世界各国のパソコンが分散して行っています。

その計算に自身のパソコンを貸すことで、対価としてコインを付与されるという仕組みをマインニング(採掘)と呼んでいます。

電気代やマシンパワーなどコストがとても高いので、もらえるコインよりもコストが大きくなり過ぎ、コスト負けする場合が多いようです。

ティッカー

通貨の略称のことで、基本的にアルファベット3文字で表される。

例えばBitcoin(ビットコイン)であれば「BTC」、リップル(Ripple)であれば「XRP」となります。

ビットコイン入出金のメリット・デメリットまとめ

海外送金よりも送金スピードが早く、コストも安いビットコインを使った入出金。

一見よさそうなのですが、ビットコイン自体の価格変動が大きいので使い勝手が良いとは言いづらいのが現状です。

2019年現在ではbitwalletを利用した入出金が最もコストが安く済むため、あえて利用することはないかなというのが、ビットコイン入出金です。