FXはチャートを見てトレード(売買)する。
なので、チャートの基本的な見方ってのはわかっていないとダメなわけです。
例えばドル円が上昇している場合、どちらの通貨が強いから上がっているのか。
そういうのは、パッと見てわかったほうが良い。
ということで、ここでは「チャートの見方の基礎」についてまとめておきます。
チャートは通貨ペアの左側の通貨が基準

トレードに使うチャートは、どの通貨ペアも共通で「左側の通貨」が基準となっています。
例えば、ドル円が上昇しているといった時。
これはドルが円よりも相対的に買われているため上昇しているということ。
逆に、ドル円が下落している時は、ドルが売られて円が相対的に買われていることを意味しています。
要は、ドル円のチャートは、通貨ペアの左側の通貨であるドルの強弱を現しているので、ドルが強ければ上昇、ドルが弱ければ下落のチャートになる。
これは逆に見た場合、円が強い時はドルが相対的に弱いためドル円は下落し、円が弱い時は相対的にドルが強いためドル円は上昇することになる。
※FXは為替レートの売買なので、通貨ペアの一方が強ければ、もう一方は相対的に弱いということになります。
これを理解すれば、「ドル円のチャートが下がっているのに円高?」みたいな疑問はなくなりますね。
チャートの縦軸は価格、横軸は時間

見ればわかることですが、チャートは縦軸が価格(レート)を表し、横軸は時間を表しています。
5分足のチャートなら5分ごとにローソク足が1本完成し、それが並んで波形を作っていくし、1時間足のチャートなら1時間ごとにローソク足が1本完成し、それが並んで波形を作っていきます。
ちなみに、どの時間軸でトレードするかっていうのは、自分で決めることになります。
ほとんどの人はインジケータを追加してトレードする

通常、ローソク足のチャートだけでトレードしている人は稀で、何かしらのインジケータを表示させている場合がほとんどだと思う。
インジケータは、流れを見やすくするために表示させる人もいれば、エントリー・イグジットのトリガーにするために表示させる人もいる。
どのインジケータを使っているから儲かるってことはなくて、自分のトレード手法に合うものを自分で決めて使うのがいいです。