FX取引の上達(中級)

FXトレードにおける資金管理の必要性と具体的な方法論

FXトレードにおける資金管理の必要性と具体的な方法論
初心者
初心者
FXでは資金管理が大事だって聞いたんだけど、なんで?
ボナパル
ボナパル
口座を吹っ飛ばすことなくトレードを継続していくためには、資金管理が必須だからです。ここでは資金管理についてまとめていきます。

この記事でわかること

・資金管理が必要な理由

・資金管理の具体的方法

資金管理の必要性を考える

トレードでお金を稼ごうと思った場合、最も大事なのは資金管理になります。

売買手法よりも断然大事。

資金管理が必要な理由は、トレードをずっと継続していくためです。

言い換えると、口座の資金を吹っ飛ばさないようにするためです。

口座の資金を吹っ飛ばしたら継続してトレードができません。

裁量トレードであれ、ある程度システマチックにトレードをするのであれ、資金管理は絶対に必要になります。

継続してトレードできる状態を維持することこそが、トレードでお金を稼ぐための必要条件だといえます。

ボナパル
ボナパル
継続してトレードしていく状態を維持するために資金管理が必要です

資金管理方法を具体的に考える

資金管理に必要な2つの要素

資金管理に必要な要素となるのは、以下の2つです。

・1回のトレードに対して、自己資金の何%のリスクをとるのか

・1回のトレードに対して、損切り幅をどのくらいにするのか

上記2つを決めると、リスク管理がなされたポジション量が決まります。

1回のトレードに対して、自己資金の何%のリスクをとるのか

「1回のトレードに対して、自己資金の何%のリスクをとるのか」を決める理由は、、1回のトレードにおける損失額をあらかじめ確定させるためです。

1回のトレードに対して、自己資金の何%のリスクをとるのか。

よく言われるのは、2%という数字でしょうか。

自己資金が少ない場合は、もう少しリスクをとってもいいかなとは思います。

ハイレバレッジで一気に資金を増やしたいという場合は、10%とかでもいいとは思いますが、結局は自身が許容できるかどうかです。

現実的には、1~5%のなかで自分に合ったものを選択するのがいいと思います。

1%なら100連敗、5%なら20連敗まで耐えられます。

ここまで決めて口座の資金を全て吹っ飛ばすなら、売買ルールが悪いということになりますい。

これを決めることで1回のトレードにおける損失額が決定します。

私の場合、資金が少なったときは5%、少し増えてからは3%、現在は安全第一で1%という感じでやっています。

1回のトレードに対して、損切り幅をどのくらいにするのか

「1回のトレードに対して、損切り幅をどのくらいにするのか」を決める理由は、1回のトレードにおけるポジション量を確定させるためです。

次に、1回のトレードに対して、自身が許容できる「最大の損切り幅」を決定します。

この「最大損切り幅」は「固定の値」で決定します。

現在、損切りを固定の幅(20pipsなど)にしているのであれば、そのままで大丈夫です。

テクニカル(移動平均線を割ったらなど)で損切りを決めている場合は、「最大の損切り幅」を「固定の幅」で決定しましょう。

そのうえで、「最大の損切り幅」以内でテクニカルを理由に損切りをするわけです。

デイトレードであれば、通貨にもよりますが10~30pipsといったところでしょうか。

2つの要素から1トレードのポジション量を確定する

前述の資金管理の要素2つを決定すると、「1回のトレードのポジション量」が確定します。

「1回のトレードのポジション量」の計算方法は、3ステップです。

ステップ1、1回のトレードにおける損失額の計算する
(自己資金×1回のトレードでとるリスク(%))

ステップ2、1pipsあたりの損失額の計算する
(1回のトレードにおける損失額÷最大損切り幅(pips))

ステップ3、保有できるポジション量が確定する
(1pipsあたりの損失額÷トレードする通貨ペアの1pipsあたりの変動額)

ステップ1、1回のトレードにおける損失額の計算する

まず「1回のトレードにおける損失額」を確定します。

自己資金×1回のトレードでとるリスク(%)=1回のトレードにおける損失額

例1

・自己資金50万円
・1回のトレードで2%のリスクをとる

500,000円×2%=10,000円

例2

・自己資金10万円
・1回のトレードで3%のリスクをとる場合

100,000円×3%=3000円

2、1pipsあたりの損失額の計算する

「1回のトレードにおける確定の損失額」を「最大損切り幅」で割ると「1pipsあたりの損失額」が計算できます。

1回のトレードにおける損失額÷最大損切り幅(pips)=1pipsあたりの損失額

例1

・自己資金50万円
・1回のトレードで2%のリスクをとる
・最大損切り幅20pipsの場

500,000円×2%=10,000円

10,000円÷20pips=500円

例2

・自己資金10万円
・1回のトレードで3%のリスクをとる
・最大損切り幅30pipsの場合

100,000円×3%=3000円

3,000円÷30pips=100円

3、保有できるポジション量が確定する

最後に、「トレードする通貨ペアの1pipsあたりの変動額」で割ることで「保有できるポジション量」が確定します。

1pipsあたりの損失額÷トレードする通貨ペアの1pipsあたりの変動額=保有できるポジション量

例1

・自己資金50万円
・1回のトレードで2%のリスクをとる
・最大損切り幅20pip
・USD/JPY(ドル円)の売買をする

500,000円×2%=10,000円

10,000円÷20pips=500円

500円÷100円=5万通貨

1回のトレードで保有できるポジション量は、5万通貨になります。

※ドル円、クロス円は1万通貨あたり1pipsの変動額が100円です。

例2

・自己資金10万円
・1回のトレードで3%のリスクをとる
・最大損切り幅30pipsの場合
・EUR/JPY(ユーロ円)の売買をする

100,000円×3%=3000円

3,000円÷30pips=100円

100円÷100円=1万通貨

1回のトレードで保有できるポジション量は、1万通貨になります。

※ドル円、クロス円は1万通貨あたり1pipsの変動額が100円です。

なお、ユーロドルやポンドドルの場合は計算がきれいにできませんが、大体を知りたいのですべて100円で割ればいいと思います

ポジション量の表をつくっておくと便利

前述の計算によって1回のトレードにおけるポジション量を確定していくと、資金が増加するごとにポジション量が増えることになります。

つまり、トレードで勝って資金が増えるとポジション量も増加していき、収益も大きくなります。

また、トレードで負けて資金が減った際もポジション量が減るので、資金の減りが緩やかになります。

計算式からポジション量が確定するので、excelなどで自己資金に対する1回のトレードで保有できるポジション量を表にすることができます。

具体例

自己資金50万円、1回のトレードでとるリスク2%、最大損切り幅20pipsの場合の表

自己資金ポジション量
50万円以上5万通貨
60万円以上6万通貨
70万円以上7万通貨
150万円以上15万通貨

※通貨の1pipsあたりの変動幅は、USD/JPY(100円)で計算。

このように表を作っておくと、いちいち場中に計算しなくても迷わずにすみます。

資金管理の方法の必要性と方法論のまとめ

・資金管理が必要な理由は、口座を吹っ飛ばすことなくトレードを継続していくため。

・「1トレードにおける損失額」と「1トレードにおける最大損切り幅」を決めることで、リスク管理されたポジション量が計算できる。

資金管理は、トレードで安定的にお金を稼ぐうえでの要諦です。

継続してトレードできる状態を維持することこそが、トレードでお金を稼ぐための必要条件だからです。

どんなトレード手法をとるにせよ、資金管理の部分はある程度ガチガチにしといたほうが間違いないです。

資金管理の方法として参考にしてみてください。